本日のブログはミュージシャンのフォーカルジストニアに関するニュースです♪
本日ご紹介するフォーカルジストニアを発症した田中義人さんはスガシカオさんのバンドでもアレンジやギタリストとして活躍しているギタリストさんです。(*当鍼灸院の患者さんでは御座いません)
当鍼灸院のホームページでご紹介している症例の動画やドラムマガジンで対談させて頂いた有松さんも、ご自身の情報を公開することで同じ症状で悩むミュージシャンを助けたいという思いから動画公開や雑誌への掲載をご協力いただいております。
田中義人さんも、ご自身と同じくフォーカルジストニアを患い困っている方の助けになればと、名前も病名も伏せずに公開してくださっております。
ほかの業種で言えばライバルである同じ楽器の演奏者に対して塩を送る行為、本当にミュージシャンは清々しい方が多いです。
田中さんは、鍼灸含む様々な治療を試されて、全ての情報を公開されております。
ブログは第1話から第9話まで発症から活動再開まで順を追って書かれておりますので、局所性ジストニアでお悩みの方は参考にしてみても良いかと思います。
・【手術から一年】 違和感〜発症まで <第1話>
田中さんもブログの最後で手術はお勧めしないと書かれておりますが、私も同意見です。
治った方、治らなかった方のお話を聞いたりブログを読んだりしてきましたが、重篤な後遺障害が残った方のお話など聞くと、本当に最後の手段と考えた方が良いかと思います。
ではフォーカルジストニアの治療方法として私自身がお勧めする方法ですが・・・やはり鍼灸になります。
理由としては、侵襲度・副作用の少ない施術方法を優先すべきで、その施術方法の中で最も即効性が高いと考えているからです。
鍼灸施術でも「副作用は絶対に無い」とは言いません、刺激が過剰だと鍼あたり・灸あたりといって施術後にだるくなることもあります。
しかし後遺症として残る重篤な症状は基本的にありません。
田中さんのブログでも書かれておりますが「医学的には完治したが、ミュージシャン的には全く治っていない」このような結果が鍼灸施術で出ることはありません。
ちなみに、アレクサンダーテクニークも良いアプローチだと思いますが、即効性と言う点では鍼灸に軍配が挙がると考えております。
フォーカルジストニアの再発予防であったり、重症化を予防するという目的ではミュージシャンのかたは一度体験してみても良いと思います。
鍼灸もアレクサンダーテクニークそうですが、施術者・セラピストの力量が物をいうという点は間違いありません。
施術方法と共に治療院はしっかりと選んでくださいね(#^.^#)
2017
29Oct
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