本日もブログをご覧いただき有難うございます。
練馬区氷川台(副都心線・有楽町線)にて不妊鍼灸・子宝鍼灸を行っているコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日は妊活関連のお話をさせて頂きます(=゚ω゚)ノ
不妊鍼灸で当針灸院を受診される方は、男性と比べて圧倒的に女性が多いです。
不妊治療となると、女性が主役と考えられているご夫婦が多く見られますが、精子と卵子が受精して子供が出来るわけで、子供のDNAの半分はご主人の、半分は奥様のものです。
そのため、妊娠するためには質の良い卵子だけではなく、質の良い精子も絶対に必要です。
クリニックによっては、採卵前にかなり長めに禁欲期間を設けるよう指導しておりますが、最近の研究では禁欲期間を長く設けると精子の質が低下することが分かっております。
古くなった精子はDNAの損傷度合いが高くなりますが、採卵の際にはできるかぎり新しいフレッシュな精子で受精に挑むことが必要になるので、短期的な精子の質の改善方法としては、事前に射精しておくことが挙げられます。
乏精子症・無精子症でもともと量が少ない方は、その他の所見との兼ね合いで数日程度の禁欲期間が必要になりますが、精子量が正常な方であれば中一日くらいの禁欲期間で精子の量は十分快復すると考えられております。
ということで、本日は短期的に精子の重要性と精子の質を改善する方法をご紹介しました。
次回は長期的に行う改善方法など生活習慣からお話ししたいと思います(*^^*)
2016
23Apr
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