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練馬区の氷川台(有楽町線・副都心線)の近くで不妊症・不育症の体質改善を専門的に行っているコンチェルト針灸院の松浦聡です(*^^*)
本日のブログも不妊症関連の内容です♪
主な内容としては、重たいものを持ち上げたり深夜に仕事をする女性と比べて、重いものを持たない仕事の女性や午前9:00~17:00の日中に仕事をする女性は、卵巣内に残っている卵子の数が多いという報告です。
研究を報告したのは、アメリカを拠点とする研究チームで、平均年齢35歳のマサチューセッツ州の不妊治療クリニックに通っている女性約400人のデータを分析したそうです。
研究者がまず調べたのは、卵巣内にどれだけの卵子が残っているかを示す卵巣予備能力と、生殖能力の低下に伴い増加するホルモンのレベルということなので、AMH(アンチミュラー管ホルモン)やFSH(卵胞刺激ホルモン)の数値を調べたと思います。
さらに「未成熟卵」に比べて健康な胚に成長する確率が高い「成熟卵」の数を調べ、これらのデータを女性の労働条件、業務に必要な身体運動の量や労働時間の長さなどと比較したそうです。
この論文が掲載された英医学誌「Occupational and Environmental Medicine」によると、「重いものを持ち上げたりする肉体的にきつい仕事に就いている女性は、頻繁に重い物を持ち上げる必要がない仕事をしている女性に比べて、卵子の残量が少なく、成熟卵の数もすくなかった」と指摘している。
ちなみに、肉体労働にプラスアルファで夕方や夜間または交代制で働く女性はさらに卵子の数が少なかったそうです。
しかし、この影響が最も顕著だったのは体重過多の女性と37歳以上の女性だったとも研究者は報告しているので、肉体労働の方も転職を考える前にまずは適正体重を意識して、早めに妊活に取り組める方は若いうちに妊活に取り組むことをお勧めいたします
2017
14Aug
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