練馬区平和台(有楽町線・副都心線)のコンチェルト鍼灸院 松浦聡です(#^.^#)
本日は現在「くる病」が増加してきているので、関係するビタミンDについてお話ししたいと思います。
まずはビタミンDの働きですが、カルシウムの吸収・排出にかかわることで骨の維持・成長のために働き、不足すると骨粗鬆症につながり骨折する率が高くなります。
18歳以下の子どもを対象にした研究では、血中のビタミンDが少ないと骨折が比較的重症になると報告されております。
そして、ニュースでとりあげられた「くる病」は、小児期のビタミンDの不足などによる骨形成不全が病態で、見た目に現れる症状としては四肢や脊椎に曲がったような変形をきたします。
ビタミンDが豊富に含まれる食材はアン肝、鮭、しらす干しなどの魚類や、きくらげ、干ししいたけなどの食材なので、これらの食材を上手に取り入れることでもビタミンD不足を予防できます。
ビタミンDは食事からだけでなく紫外線を浴びることでも体内で合成されるので、日焼け止めクリームなど塗らずに週に2回ほど20~30分ほど日光浴することも推奨されます。
子供のためには外で遊ぶことが重要ですが、シミ・そばかすなどお肌を気にするお母さんにとっては紫外線は大敵ですね(/ω\)
そこで一つご紹介♪
紫外線によるシミ・そばかす対策には美容鍼がおすすめです(#^.^#)
話を元に戻して、男性の精巣や精子にはビタミンDの受容体があり、動物実験では造精機能の改善に働くとの報告もあります。
これまで男性不妊には、ビタミンE、ビタミンB12、亜鉛、セレン、アルギニンなどの栄養素が推奨されてきましたが、ビタミンDも必要な栄養素のリストに加えた方がよさそうですね( ^^) _U~~
ちなみに、骨以外にも免疫やエストロゲン・プロゲステロンなどのホルモン調整や、炎症を抑える働きもありますが、こちらは次回のブログ(不妊症対策のビタミンD)というテーマで詳しく書きたいと思います。
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