練馬区練馬春日町(都営大江戸線)で子宝鍼灸(不妊症の体質改善)を専門的に行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡です(*^^*)
本日は、当鍼灸院を受診いただく患者さんからも頻繁にご質問いただく、男の子と女の子の産み分け方法についてお話しさせて頂きます。
まずは、私自身の思うところとして、確実な方法は海外での着床前診断ですが、遺伝性の疾患リスクを回避するなどの子供のための理由でなければ積極的に勧める内容ではありません。
日本のクリニックでも着床前診断を行えるクリニックは有りますが、あくまで遺伝子異常の有無を検査するのみなので性別などは教えて頂けません。
当鍼灸院を受診いただいている不妊症の方だと、体外受精や顕微授精で妊活されている方が多いので、そちらからご紹介します。
まずは、性別での染色体の違いについてご説明すると、男性には1本のX染色体と1本のY染色体があり、女性には2本のX染色体があります。
女性の2本目のX染色体は桑実胚までは活性が残され、その後不活化されることが明らかとなっており、X染色体には糖代謝酵素と抗酸化酵素が存在しますので、糖を沢山取り込み、酸化ストレスを解消する作用が強くなります。
受精卵(胚)では酸化ストレスが胚へのダメージとなるだけではなく、胚の成長を促進する方向に働いているので、2本のX染色体が存在する女の子の胚は成長が遅くなるそうです。
この研究結果を裏付けるように、体外受精や顕微授精であれば、確率的に男女の産み分けしやすい方法というのは統計的に出ております。
発育が速い良好胚盤胞は男の子の胚が多いようで、細かく分類すると、胚盤胞>分割胚、新鮮胚>凍結胚、体外受精>顕微受精、発育速い>遅い、という項目ごとに男の子の確率が上がるようです。
次回のブログでは、タイミング法での産み分けについてお話しさせて頂きたいと思います(*^^*)
2017
11Apr
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