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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日の症例は、低音域の音が吹けなくなってしまったユーフォニアム奏者の症例報告です。
症例の患者さんは大学生で、アマチュアのユーフォニアム奏者さんです。
発症したきっかけはコンクールに出た際に、根を詰めて練習していたところ、本番の3日前くらいから調子が悪くなり、さらに練習するにつれて悪化していき、本番は状態が悪いまま挑むことになってしまったそうです。
コンクールの課題曲は、高校生の頃にも吹いたことがある曲で、特別難しい曲ではなかったそうです。
具体的な症状は、唇や口周りの筋肉が震えはしないが、下にアンブシュアを持って行けず、舌の位置も定まらない。
ロングトーンなど基礎練習では音が出るが、低音の出せる音域が狭くなり、低音への跳躍が特に苦手。
細かく速いタンギングでのフレーズなどは音が出せない。
ということで、初回施術前と施術後の動画をアップさせて頂きましたので、金管楽器奏者でアンブシュアのお悩みをお持ちの方は是非ご覧くださいませ♪
遠方にお住まいの方なので、なかなか通っていただくのは大変だと思いますが、何度か施術を続けられたら今よりも更に良い演奏が出来るようにはなると思います。
ちなみに、同じマウスピースのトロンボーンでは同じ症状が現れるが、マウスピースが小さ目のトランペットなら少し楽に吹けるそうです。
ミュージシャンのフォーカルジストニア症状でお悩みの方は、下記URLに様々な症状の鍼灸施術での変化を掲載しておりますので、ご覧くださいませ
・音楽家の鍼灸施術メニュー
2018
14Dec
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