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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
さてさて、モンスターバンドに成長したONE OK ROCKですが、ボーカルのTAKAさんが喉を傷めて、11月13日の愛知県での公園をキャンセルしたとニュースになってました。
喉(声帯)を傷める原因ですが、発声方法に問題があるケースが多いですが・・・TAKAさんは当院のクライアントで声楽トッププロの方も絶賛するくらいに歌がうまいです!!!
ちなみに、同じ事務所に所属する売れっ子のロックボーカリストさんも絶賛してました♪
各ジャンルのトッププロすらも絶賛するTAKAさんが声帯を痛めた原因ですが、発声方法以外の原因で言うと、自身に適した声域以上の高音を無理に出そうとすることや、長時間練習しすぎたり、連日休みなく歌い続けることなどが挙げられます。
当然、練習後のメンテナンス不足であったり、お酒の飲みすぎなどでも痛めやすくなります。
人間ですから誰でも痛めることはあるのですが、大切なのは痛めにくいコンディションを維持することと、痛めた後は無理をしないことになります。
TAKAさんは過去にインスタグラムにも投稿してましたが、喉周りに鍼灸を行ったり、体調管理はしっかり行っている方だと思いますが、ボーカルだから喉に鍼をするのが正しいかというとそうでもなく、喉周りだけでなく肩甲骨周りの筋肉がリラックスして自由に声を響かせられる状態を維持する方が重要とは思います。
痛めた状態で無理に発声を続けると、機能性発声障害や痙攣性発声障害などフォーカルジストニアの症状で長く苦しむことになりやすくなります。
なので、今回痛めてすぐに公演をキャンセルしたのならアーティストとしては適切な対応だと思います。
楽しみにしていたファンの方には気の毒ですが、長く応援したいファンの方はぜひ見守ってあげてほしいです。
これからの季節、乾燥も強くなるのでボーカルや声優さんなど声の仕事の方は特に保湿に気を配る必要があります。
保湿に関してはご自身で行うしかありませんが、肩甲骨周りの筋肉の緊張や痛みをなくして歌いやすい状態をキープしたい方は、コンチェルト鍼灸院にご相談くださいませ♪
ボーカルの発声障害のリハビリについては、過去のブログもご一読くださいませ(*^^*)
・発声障害のリハビリ方法「呼気の安定」
・発声障害のリハビリ「声帯に負担をかけない発声方法」
・発声障害のリハビリ方法「腹式呼吸と胸式呼吸」
2019
15Nov
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