本日は鍼灸でのストレス体質の改善方法などをご説明いたします☆
まずは、気滞とは字の通り、気の流れが滞ることで生じる状態ですが、原因としては『ストレスがかかることにより「五臓六腑の肝」による疏泄(そせつ)という機能が失調する』ことによっておこります。
この疏泄ですが、気を体の隅々に巡らせるという機能ですが、過剰だと頭に気が上ってイライラしたり片頭痛が起こったりする「太過」という状態で、不足すると手足の末端に気が巡らず末端が冷える・手足が痺れるなどの症状が現れる「不及」という状態と考えます。
*あくまで中医学という学問上の通説で、臨床では太過と不及の症状が両方とも現れるケースが多々診られます。
他の臓腑との協調としては、肝の疎泄は脾の運化を補助する働きをします。
この運化(うんか)という働きは、食べ物を腸管を通して下に降ろして排泄するなどの働きですが、肝の機能が失調すると消化器の働きを補助できなくなり、胃酸の逆流・逆流性食道炎・食欲不振・便秘などを引き起こしたり、ニキビ(吹き出物)・不妊症・不育症・PMS(月経前症候群)・生理痛・ギザギザの基礎体温・高温気に体温が上がらないなどの原因にもなります。
気の巡りを良くする方法として、一番お勧めなのが『ウォーキングなど軽めの運動』です♪
後はストレスをためないよう、適度に発散すること!
以上(*´▽`*)
・・・これで終わってしまうと鍼灸師のブログとしていかがなものかと思うので、鍼灸や東洋医学での対応方法をご紹介いたします(*^_^*)
まずは、東洋医学の運動方法として、過去にもブログで取り上げた「気功」です。
簡単な方法を動画でご紹介しておりますので、詳しくは過去のブログをご覧ください☆
・気功で不妊症の体質改善☆
・気功で不妊症の体質改善②♪
続きまして、鍼灸のツボの紹介ですが、肝臓の経絡の原穴(最も重要な経穴)の『太衝』というツボの位置を動画でご紹介いたします!(^^)!
このツボはお灸よりも鍼での刺激の方が適していると思いますので、ご自宅でツボを刺激する場合は、置き針などのシール状の鍼を使用したり、指で押したりすることをお勧めします。
それでは、ストレスを解消して妊娠しやすい体を作りましょう(*^^*)
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練馬のコンチェルト鍼灸院 松浦聡のブログです。
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2015
16May
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