本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
練馬区の氷川台(有楽町線・副都心線)の近くで不妊症の体質改善・逆子のお灸・産後の骨盤矯正などを専門的に行っているコンチェルト鍼灸院の松浦聡です(*^^*)
本日も前回に引き続き不妊症の鍼灸に関するニュースでございます☆
英文の訳に自信がございませんので、参考程度に流し読みしてくださいませ(*´Д`)
論文は、体外受精(IVF)の結果に対する鍼灸の効果を評価するという内容で、方法はランダム化比較試験(RCT)になります。
ランダム化比較試験とは、客観的に治療効果を評価するための試験で、鍼灸施術を受けるグループと比較するために偽の鍼を行うグループを設けて行います。
これだけでも比較ができるので効果が分かりやすそうですが、更に二重盲検試験といって、施術者(研究者)も患者さんも自分が治療を受けているグループか比較対象群(偽の鍼を受けているグループ)かわからないため、信頼度の高い研究方法になります。
論文の著者は「中華人民共和国湖北省武漢科学技術大学桐生医科大学通済病院統合中国伝統医学研究所」・・・名前が長い(;´д`)
さて、試験方法は下記のとおりです。
試験対象:24回の試験で合計5807人が参加。
試験方法:鍼灸施術を受けるグループは、手動・電気・レーザー鍼治療技術を使用。対象群は、プラセボの偽の鍼治療をおこなうグループに分けてます。
測定方法:臨床妊娠率(CPR)および生存率(LBR)に対して、フォレストプロット (Forest Plot)というメタアナリシスの評価方法が用いられてます
そして、気になる結果はこちらです。
臨床妊娠率(CPR)はすべての鍼治療群が対照群よりも有意に高かったが、生存率(LBR)に関しては24件の試験中6件は両群間で有意差がなかった。
生存率(LBR)に関しては、刺激での採卵周期に鍼治療を行ったときに有意な傾向にあるといったニュアンスのことがあ書かれております・・・しつこいようですが、英文の訳に自信がございませんので参考程度ということで(>_<)
ブログを読んでいる当院の患者さんで「英語なら私に任せて」という方、下記URLより原文を是非是非読んでみてくださいませ♪
Effects of acupuncture on pregnancy rates in women undergoing in vitro fertilization: a systematic review and meta-analysis.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22243605
2017
29Jan
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