本日もブログをご一読くださり有難うございます。
練馬区氷川台(有楽町線・副都心線)で不妊症・不育症の体質改善や産後の骨盤矯正などを専門的に行わせて頂いているコンチェルト鍼灸院の松浦聡です。
本日は、不妊症でお悩みの方でも取り組んでいることが多い漢方薬についてお話しさせて頂きます。
漢方薬と言えば体質を改善するための東洋の薬ですが、最近の不妊治療の方法として、周期法という考え方が紹介されております。
周期法の考え方は、女性の生理周期を4つ(月経期・卵胞期・排卵期・黄体期)に分けて、それぞれの生理周期に合わせた漢方薬を服薬するという考えですが、夫々の周期に対する処方目的を簡単に説明させて頂きます。
➀月経期
月経期には、不要となった子宮内膜の残りが体内に残らないよう月経血の流れを良くして排出することを目的に服薬します。
➁卵胞期
卵胞の発育を促すため、血など陰分を補う漢方薬を服薬します。
➂排卵期
排卵をスムーズにするために気を巡らせて陽を助ける「助陽理気」という方法と、スムーズな排卵を促す「活血排卵」という考えのもと処方します。
➃黄体期
黄体期は受精卵が着床しやすくするため体を温める補陽を行います。
過去のブログでも不妊症の方に頻繁に処方される漢方薬をご紹介しておりますので、ご興味のある方は下記のリンクよりご一読くださいませ♪
・当帰芍薬散(漢方薬)
・四物湯(漢方薬)
ブログが長くなるので、次回のブログでは周期法に対する私の考えなどご紹介したいと思います(=゚ω゚)ノ
2016
10Mar
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