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練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長かつ、少年野球部の新米コーチ松浦聡です(=゚ω゚)ノ
ほんじつのブログは、前回の「大腿直筋肉離れのテーピング」の続編です。
前回のブログは下記リンクよりご覧いただけます♪
・大腿直筋肉離れのテーピング
ということで、大腿四頭筋の肉離れにキネシオテープを使用して、肌がかぶれてしまったので、いろいろと実験してみたいと思いました。
テーピングを販売しているメーカーなどが、注意書きで「かぶれやすい方はアンダーラップを巻いてからのテーピングをお勧めします」と書かれているので、ちょっと試してみました。
まずはアンダーラップのみ巻いた状態がこちら。
大腿直筋が始まるのが腸骨前面の上前腸骨棘というところなので、本当はもう少し上の方までアンダーラップを巻きたいところですが上前腸骨棘までアンダーラップを巻くのは現実的ではなく、かぶれてから10日目の皮膚の状態もお見せできるのでここでストップ。
そして、大腿直筋の走行に合わせてキネシオテープを貼ったのがこちら。
アンダーラップの上にキネシオテープを貼った感想は・・・
全く効果なさそうです(-_-;)
試してみた時には肉離れの痛みはほとんどない状態ですが、筋肉の収縮を補助する効果などもほとんど感じられず、「むしろアンダーラップによる圧迫の方が効果があるのでは?」と思うくらいでした。
続いて、大腿部のサポーターを試してみました。
たまに患者さんから、「自分自身で薬局や病院で購入したサポータを使ってみたが効果がない」とご相談いただくことがあります。
このご相談をいただく方のうち、大多数がスパッツのように穿くタイプのサポーターを使っていらっしゃいますが、穿くタイプのサポーターは手軽ですが、筋肉を圧迫したり補助したりという効果は低いです。
状態が悪い方は特に、自分で巻いたり締めたりできるタイプのサポーターをお勧めいたします。
今回、私が試してみたサポーターがこちら。
四頭筋に巻いてみるとこんな感じ!!
このサポーターを使ってみた感想は、筋肉に適度な圧迫が加わり、肉離れの回復期には良い選択だと思われます!
ちなみに、重傷例もしくは急性期のケアとしては、関節運動を制限するようなテーピングや、松葉づえなどを使った方が安全です。
ということで、スポーツも音楽活動もほどほどが一番健康的です!
ビギナーの方は体の使い方、運動効率が悪いことが多いので、無理をしすぎずに練習しましょう!!
昔取った杵柄から運動や音楽を再開した方は、昔とは体の状態が違うので、昔のイメージに引っ張られてケガをしないようお気を付けくださいませ・・・ええ、そうです、私のことです(*´Д`)
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