本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡ですm(__)m
昨日のYAHOOニュースで取り上げられていた、内容をご紹介いたします。
タイトルは【「血を抜けば病気が治る」を信じた人たちの惨烈】でしたが、リンク先URLが削除されてしまいました(^_^;)
さて、「血を抜く」という治療方法ですが、東洋医学の鍼灸では瀉血(しゃけつ)もしくは刺絡(しらく)と呼びます。
瀉血と刺絡の違いというと・・・施術内容はほぼ同じで、呼び方によって鍼灸師の法律に引っかかるか引っかからないかといった程度です。
昔は、日本の家庭でもヒルを飼って、悪い血がたまったらヒルに吸い出させるという治療を行っておりました。
現代ではあまり一般的ではありませんが、東洋医学的な考えに基づく施術を行う鍼灸院では、今日でも刺絡療法は行われております。
どのような症例や病状に対して刺絡を行うかというと、瘀血(おけつ)と呼ばれる、体に滞った古い血液が、体に悪影響を及ぼしている場合に用います。
刺痛(刺すような痛み)が続いたり、女性では経血にレバー状の血塊が混じったりする方は、体に汚れた血液の瘀血が滞っている所見と見ます。舌の裏側に見える舌下静脈が怒張している方は、瘀血の可能性が高くなります!!
ここで重要なのは、瘀血が生じているからどのような治療・施術を行うかではなく、なぜ瘀血が体に生じているのかを考える必要があります。体の冷えや、エネルギーの低下から血流が悪くなることでも瘀血は生じます。
ちなみに、ミュージシャンの方では、腱鞘炎など長引く痛みなどは瘀血と考えて、刺絡を試すケースもあります。
ということで、自己診断では限界がありますので、体質改善や長引く痛みを改善したい方は、一度当鍼灸院にご相談くださいませ(=゚ω゚)ノ
この記事へのトラックバックはありません。