本日もブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡です
本日は不妊症関連のお話です。
久しぶりに男性不妊に関するお話ですが、男性不妊の改善をアドバイスするのはなかなか難しいケースが多いです。
というのも、明らかに精子に対して悪い生活習慣(長風呂やサウナなどで睾丸を温め過ぎている等)がある方は少なく、仕事のストレスを減らすことや睡眠時間を改善することも難しく、サプリはあまり効果がないと考えているからです。
男性不妊で鍼灸を受診する方は女性に比べると圧倒的に少ないのが現状ですし・・・(;´д`)
そんな現代社会ではございますが、顕微鏡下精索静脈瘤の手術が2018年4月1日より保険適応になりました!
前述の通り男性不妊の場合、精子所見を改善する方法というのが限られていて、精索静脈瘤と診断された場合は顕微鏡下精索静脈瘤の手術というのは有効ではあります。
しかし、改善されるまでに数か月の時間がかかるケースが有るだけならまだしも、手術をしても精子所見が改善されないケースも診てきております。
手術費用も数十万単位でかかっていたので、患者さんの生活状況・年齢・旦那さんの妊活への協力姿勢によっては、手術費用を採卵にかかる費用に充てることなど患者さんに提案することもありました。
今後は顕微鏡下精索静脈瘤の手術が保険適用になり、クリニックにもよりますが数万円程度とAIH(人工授精)1周期分程度の費用で済みますので、精索静脈瘤が診られた方は積極的に手術を受けて良いかと思います。
日帰りでの手術も可能で、手術翌日に採卵日とぶつかっても問題ないので、診断された方は一度ご夫婦で相談してクリニックで説明を受けることも視野に入れてみてくださいませ(*^^*)
2018
23Jul
この記事へのトラックバックはありません。