本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡ですm(__)m
今日のブログでは、不妊症・不育症関連の内容をご紹介したいと思います。
唐突ですが、妊活中の皆様、皆様の妊活のゴールはどこでしょうか?
妊活のゴールは、妊娠・・・ではなく、出産・・・でもなく、「妊活して生まれてきた子供を20歳に育てるまで」というのが私の持論です!
さて、不妊症の方からすると妊娠するまでが大変で、妊娠できるが流産してしまう不育症の肩を見る時に妊娠出来て羨ましいと思ってしまうかもしれません。
しかし、妊娠できるが流産してしまう不育症の方は、費用だけでなく時間や体力も奪われていくので、かなりつらい病気になります。
ということで、前置きが長くなりましたが、最近紹介されていた報告を基に、流産率が高くなる統計をご紹介さしあげます!!
一つ目は、卵巣予備機能の指標とするAMHの値が低いと流産しやすいという統計。
30代半ばから後半の女性のAMHが0.08–1.60 ng/mLと低いと、AMHが高めの女性と比べて流産率が高くなるという報告です。
詳しく知りたい方は、下記のブログをご覧くださいませ!
・卵巣予備能低下:AMHと流産-補足
https://ameblo.jp/koetaro/entry-12310793261.html
続いて、こちら。
・黄体補充開始後に子宮内膜が薄くなった方が凍結融解胚移植成績が良かった
https://ameblo.jp/koetaro/entry-12502018257.html
二つ目の、胚移植決定時よりも胚移植時に内膜が薄くなった方の方が、妊娠継続率が高かったという報告です。
これは、以前から疑問に思っていたことなのですが、内膜が薄くなって不安を感じている患者さんに対して、「内膜の厚みが十分あるから大丈夫ですよ!」と元気づけた方の方が、意外と成功率が高いな~とは思っていたのですが、統計的にも同じ結果だったのが驚きでした!!!
流産の原因として一番多いのが染色体異常による流産、二番目に多いのは胎盤が出来上がるまでの妊娠初期に血栓が詰まって、赤ちゃんに栄養が届かなくなることが原因の流産です。
鍼灸がお役に立てるのは、2番目に多い胎盤の血栓予防ですが、悪阻の予防や改善などと併せて施術することも可能です。
不妊でお悩みの方も、妊娠中の不快な症状でお悩みの方も、まずは一度コンチェルト鍼灸院にご相談くださいませ(*^^*)
2019
07Aug
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