本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡ですm(__)m
本日のブログでは、不妊症関連の論文について書かせていただきます♪
ネタ元は「The New England Journal of Medicine」
「妊娠初期に出血をみた女性に対するプロゲステロンの無作為化試験」
https://www.nejm.jp/abstract/vol380.p1815
研究結果を要約すると下記のような結果です。
・イギリスの48病院で4153例を対象に行った二重盲検比較試験の結果、妊娠初期に不正性器出血が出てから妊娠16週まで、黄体ホルモンを投与するグループと偽薬を投与するグループに分けて比較したところ、34週以降の生産率に有意差はなかった。
上記の研究結果をみて、「全ての妊活で黄体ホルモン投与は意味がない?」と誤解されないようにご注意くださいませ!!
日本でも不妊症及び不育症の治療に黄体ホルモンを使います。
体外受精や顕微授精で、受精した卵をホルモン補充周期で移植する場合、本来は排卵した卵子を卵胞から分泌される黄体ホルモンが出てきませんので、黄体ホルモンの投与は絶対に必要になります。
自然周期で移植する場合でも、クリニックによっては妊娠初期に黄体ホルモンを投与します。
黄体ホルモンの種類としては、飲み薬(デュファストン・プロゲストンなど)・膣座薬(ルティナス・ワンクリノンなど)・筋肉注射(プロゲテボーなど)など様々なタイプがあり、病院によっては3剤併用するクリニックもあります。
妊娠初期は胎盤が出来上がっていないため、不正出血もしやすく不安定な状態になります。
出血量が多い時は安静にした方が良いですが、軽い出血程度でしたら、重い物を持ったりとハードな仕事などは避けつつも、あまり心配しすぎず平常心で生活する方が妊娠予後は良いようです。
なので、ストレスや不安から亢進する交感神経を、鍼灸の自律神経調整作用で副交感神経優位に持っていくのもお勧めです!
ブログの締めに、不育症の患者さんで先月下旬にご卒業されたお二人へ、卒業おめでとうございます!
ご卒業された二人のうち一人「Wさん」が、自分のことをブログに書いてくれと仰られるので(;^ω^)
もう一人の方は卒業のタイミングかぶったので、一人だけにオメデトウいうのもなんですし、とりあえず簡単にですが書かせていただきました(笑)
元気でね~♪
逆子になるんじゃないよ~♡
無事に出産したら骨盤矯正に来るんだよ~(*´▽`*)
2019
10Jul
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