本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡ですm(__)m
今日のブログでは、PM2.5などの微小粒子状物質に関する、不妊症・不育症関連ニュースをご紹介したいと思います。
まずは、PM2.5について。
PMが何の略かというとParticulate matter=粒子状物質、2.5は粒子のサイズですが2.5μm(マイクロメートル)で、PM2.5は大きさが2.5μm以下の微小粒子状物質ということになります。
工場の煙や、自動車の排気ガスなどに含まれていて、呼吸時に肺胞から体内に入り呼吸器疾患や循環器疾患を引き起こすので問題視されておりますが、不妊症・不育症のリスクを高めるという報告もあるのでシェアいたします。
ちなみに、PM2.5だけでなく、少しサイズの大きいPM10やNO2(二酸化窒素)なども、不妊症・不育症のリスクを増加させる研究結果が報告されております。
内容としては、PM2.5への暴露量が増えると、胞状卵胞の数が減るという報告や、過去に流産歴のある方が妊娠前にPM(粒子状物質)に暴露すると流産リスクが上昇するなど報告されているので、妊活中の方はできるだけ汚れた空気を避けたいところではあります。
大気汚染による不妊症は、特殊なマスクを使って吸引を防ぐか、空気の良い環境に引っ越すしか手立てがないと考えていたので、あまりブログに上げてきませんでしたが、大気汚染による不妊症への対応策が報告されました。
情報元はリプロダクションクリニックの北宅先生のブログ
https://ameblo.jp/koetaro/entry-12503104654.html?frm_src=favoritemail
~~~以下、引用開始~~~
800 μg/day未満の葉酸を補給している女性については、NO2への暴露が20 ppb増加するごとに、出生率が24% (95% CI 2-42%)低下した。
一方、800 μg/day以上の葉酸を補給している女性については、出生率低下は見られなかった。
~~~以上、引用終了~~~
クリニックによっては、病院で処方した薬以外は、サプリを含めてすべて服用中止するように指導するクリニックもありますが、私個人としてはさすがに葉酸まで服用を止めさせるのはやりすぎかと思います!
胎児の二部脊椎症などを予防するためにも葉酸400㎍/1dayの摂取は推奨されているので、妊活中の方は積極的にとることをお勧めいたします。
不妊症・不育症対策としては800㎍/1dayの摂取が有効とされる報告もあるそうですが、1000㎍/1day摂るとまれに中毒症状を引き起こすリスクもブログ内で紹介されております。
サプリ以外に食事にも葉酸は含まれるので、サプリで多めに摂取する方は、摂りすぎに気を付けてくださいませ♪
2019
23Aug
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