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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日のブログはギタリストの右手フォーカルジストニア症例です。
症例の患者さんは、メタルなどを好んで弾くアマチュアのギタリストです。
9年前に左手の薬指と小指が巻き込んでしまうジストニアの症状が現れて、脳の手術を受けてリハビリを行い、現在は左手人差し指に過剰に力が入ってしまうが、演奏に支障がないレベルまで回復したそうです。
左手のジストニアで悩んでいた時は、手術を受ける前に1年くらい都内で別の鍼灸院で施術を受けたが改善が診られなかったそうです。
そして今回は、2~3年前くらいから右手にジストニア症状が現れてしまいました。
右手の症状は、ピックで弾くときに示指の過伸展(人差し指が伸びる)する症状が現れ、上腕から三角筋あたりにも余計な力が入ってしまいます。
今回フォーカルジストニアを発症したきっかけは、曲を弾いている時に違和感を感じて、もともとはピックを握る時に拇指を反らしていたのを、屈曲させて持つように変えたところ更に悪化してしまったそうです。
右手の症状に対して特に治療は受けておらず、自分なりにピックの形や硬さも種類を色々と試したりしたが変化無く、再度の脳の手術は避けたく、当鍼灸院にご相談頂きました。
ということで初診時の演奏と4回目の施術後の演奏をアップしましたので、ご覧くださいませ♪
調子に波はありますが、調子が良い時はボディに当てている指の力を抜いて、自由に動かせるようになりました。
二本の弦を移動してのピッキングも出来るようになり、以前は練習を始めて30分から1時間位たたないと駄目だったのが、現在はすぐにピックを当てても大丈夫で、練習開始から時間が経てば更に弾きやすくなるそうです(*^^*)
最近アップしたギタリストのジストニア症例のブログはこちら↓
・ギター左手のフォーカルジストニア症例
・前回に引き続き、別のギタリスト左手のフォーカルジストニア症例
・クラシックギタリストの右手フォーカルジストニア症例
ミュージシャンのフォーカルジストニア症状でお悩みの方は、下記URLに様々な症状の鍼灸施術での変化を掲載しておりますので、ご覧くださいませ
・音楽家の鍼灸施術メニュー
2019
27Feb
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