いつもブログを読んでいただき有難うございます。
音楽家の皆様のお悩みを解決する鍼灸施術を専門的に行う、練馬区氷川台(有楽町線・副都心線)のコンチェルトはりきゅう院 院長の松浦聡です♪
本日は音楽家(ピアニスト)のフォーカルジストニアに対する鍼灸施術報告です。
症例の患者さんは音大受験の際にジストニアを発病して、現在は左手は母指に、右手は薬指と小指にフォーカルジストニアの症状が現れております。
音大を卒業した現在は、室内楽などの演奏活動やピアニストの生徒さんへの指導など行っていらっしゃいます。
左手の母指は上昇のスケールなどで母指をくぐらせる際に動きが悪くなる症状で、右手は小指の屈曲動作が困難なのと、母指と小指でのオクターブ奏法を行う際に薬指が屈曲して不要な音を鳴らしてしまうという症状です。
初回施術前の動画がこちらですが、右手のスケールでは小指を曲げられないため手首を外旋(手首を横に回す動作)することで1オクターブ上のC(ド)を鳴らしており、オクーターブ奏法では薬指が黒鍵を弾いてしまっております。
下の動画は2回目の鍼灸施術後ですが、小指の屈曲が可能になり奏者の方もスケールの弾きやすさをはっきりと認識しております。
この患者さんのその後の経過を下記のブログで書いております。
その後の変化が気になる方は是非ご覧ください♪
・フォーカルジストニアの症例報告(ピアニスト➁)
ということで、久しぶりに音楽家のフォーカルジストニアに関する鍼灸ブログでした(@^^)/~~~
2015
06Dec
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