本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡ですm(__)m
先日のブログに引き続き、男性不妊症関連の内容をご紹介したいと思います。
まだご覧になっていない方、前回のブログはこちらです↓
・男性不妊の分類と対処法
さて、精索静脈瘤が診られず精子所見が悪いタイプの方の改善方法ですが、西洋医学的な病院ではマカ・亜鉛のサプリを提案される方が多いですが・・・正直なところ、サプリを始めて変化があらわれた方の方が少ない印象です(-_-;)
では東洋医学的にはどうかというと、漢方薬なら六味丸や八味丸など五臓六腑の「腎」を補うような漢方薬が頻繁に用いられます。
(*西洋医学的には腎臓というと泌尿器ですが、東洋医学では泌尿器・生殖器と密接な関係があるのが「腎」と考えます。)
六味丸と八味丸の違いとしては、六味丸が6つの生薬で作られているのに対し、八味丸は6つの生薬にプラス2種類(「附子(ブシ)」と「桂皮(シナモン)」)の生薬が加わります。
このプラス2種類が体を温める作用の生薬で、八味丸は「腎」の温める力である「腎陽」を補い、六味丸は「腎陰」を補う漢方薬になります。
なので、不妊症の男性で、寒がりなのか体が火照りやすいタイプなのかなどなど、体質を見極めて処方するのがお勧めです!
鍼灸のツボでは「腎」の経絡にあるツボも頻繁に用いますが、男女共通で「腎」の力を補うのは重要になるので、女性の不妊症の方にもお勧めのツボをご紹介いたします!
・不妊鍼灸のツボ(太溪)
・不妊鍼灸のツボ(照海)
・不妊鍼灸のツボ(三陰交)
上記3つめの三陰交は「腎」経絡のツボではありませんが、五臓六腑のうちの3つの臓(「肝」「脾」「腎」)の経絡が交わるツボで、とても重要なツボになります!
ということで、不明な点やご質問等ありましたら、遠慮なくご相談くださいませ(@^^)/~~~
2019
21Dec
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