毎度どうも!
練馬区氷川台(有楽町線・副都心線)のコンチェルト鍼灸院で一応院長の松浦聡です(*´▽`*)
本日は、先日のブログ「昔は子だくさん」に引き続き不妊症関連の本を読み、興味深かった記事に関して書かせて頂きました!
その興味深かった内容はというと「高齢出産のメリット」という内容です。
妊娠までに関していうと、妊娠率の低下・流産率の上昇・子供の染色体異常などなど、年齢が高くなるにつれデメリットばかりが増えるのが現実です。
しかし、妊娠して出産した後に関していうと高齢の方にもメリットがあるという、高齢出産を考えている方には嬉しい内容になります。
具体的なメリットとしては、英国での研究報告によると20歳の母親から生まれた子供に比べて30歳・40歳の母親から生まれた子供は不慮の事故による怪我や入院が少なく、情緒的な発達や言語の発達も良好だと報告されております。
これは、高齢出産で苦労して妊娠出産したから大事に育てているという理由だけでなく、高齢でも妊娠出産できたという親から譲り受けた遺伝的な健康的体質も関与していると考えられます。
他にも、両親が高齢で出産すると子供には長生きの素養をもって生まれてくると書かれてました!
その理由は、人間は細胞分裂を繰り返して成長(老化)しますが、細胞分裂するたびに染色体の端にあるテロメアという物質が短くなることと関係します。
前述のとおり細胞のテロメアは細胞分裂を繰り返すたびに短くなるのですが、精子に関していうと年齢が上がるごとにテロメアが長くなっていきます。そして、高齢の父親から生まれた娘とその娘から生まれた子供はテロメアが長い傾向にあるとわかっております。
つまり、両親が高齢で出産すると子供には長生きの素養をもって生まれてくると考えられます。
当鍼灸院には40代の方からも不妊鍼灸のご相談を頂きますが、高齢出産で産まれてくる子供には恩恵もあることをお伝えして、前向きに不妊治療に取り組めるようお手伝いさせて頂きたいと思います(*^^*)
2016
24Jan
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