本日もブログをご覧頂き有難うございます。
練馬区氷川台(有楽町線)にて、不妊症の体質改善やミュージシャンのお悩み解決を専門的に行っているコンチェルト鍼灸院の松浦聡です☆
本日のブログも前回に引き続き、小児の上腕骨顆上骨折に関してです。
前回のブログで、このテーマのブログを書き始めた経緯と、家庭でできる初期のケア方法をご紹介しましたので、骨折でお困りの方はご一読くださいませ。
・小児の上腕骨顆上骨折
前回のブログで書いた通り、2日間はしっかりとアイシングを行い、3日目は軽くアイシングしつつ、患部への施術は行わず、手足や体幹のツボを使って遠隔で鎮痛と骨癒合の促進に向けて施術を行いました。
内容としては、小児鍼(刺さない鍼)・銀粒(刺さないタイプの置き鍼)・温灸(服の上から行える熱くないお灸)になります。
東洋医学的な考えとして、骨は五臓六腑の腎臓と関係が深いので、鎮痛のツボとして合谷、腎臓の経絡上のツボ、八会穴(臓・腑・気・血・骨・髄・筋・脈のそれぞれの気が集まるツボ)の骨会(こつえ)=大杼(だいじょ)に小児鍼で刺激を与えてから銀粒を貼り、背中や肩周りに温灸を行いました。
ツボの取り方は、黄色いシールが4枚貼って有りますが、一番上のシールが第7頸椎棘突起の直下になります。
上から2番目と3番目のシールがそれぞれ第一胸椎と第二胸椎で、その間の中心から1.5寸外側が大杼になります。
第7頸椎の探し方は、頭を前に倒して下を向いた時に一番出っ張っている首の背骨になります。
続いて、腎臓の経絡のツボ、太溪(たいけい)と復溜(ふくりゅう)に置き鍼を貼った写真がこちら。
右足の太溪は、アキレス腱と内くるぶしの間で、一番凹んでいる所。
左足の復溜は、太溪より2寸上でアキレス腱の前縁になります。
私自身は鍼灸師なので骨折の患者さんを診させて頂く機会はめったにございませんので、知り合いの柔整師兼鍼灸師でアスリートを専門的に診ている先生にご相談し、リハビリ方法を教えて頂きました。
次回のブログでは、リハビリ方法をご紹介したいと思います(*^^*)
2017
02Apr
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