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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日は声の仕事(ボーカル・声楽・声優など)をされている方が発症しやすいフォーカルジストニア(機能性発声障害・痙攣性発声障害)に対するリハビリ方法など書かせていただきます。
前回のブログで腹式呼吸について書かせていただきましたので、ご覧になっていない方は下記ブログもご覧くださいませ♪
・発声障害のリハビリ方法「腹式呼吸と胸式呼吸」
腹式呼吸で深く吸気出来るようになったら、続いて大切なのは呼気の安定化になります。
呼気を安定させるために役立つリハビリが、ボイストレーニングなど受けている方はご存じの、リップロールやタングトリルになります。
ラウドネスのボーカル「二井原実さん」も高音を出せなくなった時に、ボーカリストのトニーハーネル(TNT,スキッドロウなど)がライブ前に40分くらい行っているリップロールを見て真似をして、喉周りの筋肉の緊張をほぐすことで発声が安定して高音も出せるようになることに気が付いたそうです。
ただし、リップロールは劇的に治療効果をもたらす魔法ではなく、地道に1年半くらい続けて、高音が出せるようになってきたと二井原さんもおっしゃられています。
地声からファルセットに切り替えるくらいの高音で声がひっくり返りやすい方は、まずは焦らずにリップロールでの音階など行い、吐く息を安定させつつ高音までスムーズに出せるようにトレーニングしてみてください。
中音でも低音でも声が震えてしまう痙攣性発声障害でお悩みの方や、ロングトーンの途中で喉が詰まってしまう方は、ペットボトルに水を入れて、ストローから息を送り出して、ブクブクブク・・・と泡が安定して出るように呼気の練習をしてみてください!
一日でも早く喉の調子を回復して、発声の仕事に復帰したい方は、鍼灸施術と併せてリハビリを行うことで回復を早めることが可能になるので、まずはコンチェルトはりきゅう院にご相談くださいませ♪
2019
06Sep
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