本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
練馬区の氷川台(有楽町線・副都心線)の近くで不妊症の体質改善・逆子のお灸・産後の骨盤矯正などを専門的に行っているコンチェルト鍼灸院の松浦聡です(*^^*)
さてさて、前回のブログに引き続き・・・今回も子宮頸管関連のお話です。
定期的にブログを読んでいただいている当鍼灸院の患者さんには申し訳ないです。そろそろ新しい話題に変更しますね(*´ω`)
これまでのブログはこちら
・妊娠中の運動
・子宮頸管について
前回のブログでもご説明しましたが、子宮頸管が短くなると切迫早産のリスクが高くなります。
どのような理由で子宮頸管が短くなるかというと、下記の原因が挙げられます。
・子宮頸管無力症
・お腹の張り(子宮の収縮)
・細菌感染
・夫婦生活
子宮頸管無力症の発症頻度は数百人に一人程度の割合ですが、体質による症状のため予防することは難しいです。
日常生活での予防方法としては、子宮頸管に荷重がかかるのを防ぐことが第一選択、つまり横になって安静にすることです。立っていると子宮内の胎盤・羊水・胎児などの重さが子宮頸管にかかるので、自宅での安静指示の場合も、家事などは極力旦那さんや家族に手伝ってもらうことが望ましいです。
過去に妊娠した際に子宮頚管無力症を指摘された方は、予防的に「シロッカー手術」や「マクドナルド手術」という子宮頚管縫縮術を行なうことで予防につながります。
子宮頸管無力症と診断された方は、とこちゃんベルトを巻いたり、ハードな運動を避けるなど、ご自身でできる妊娠中の流産予防の取り組みも是非ご検討ください♪
妊娠中の夫婦生活を完全に否定はしませんが、精液に含まれる細菌による感染症や精液中のプロスタグランジンによる子宮収縮作用や子宮頸管を柔らかくする作用なども問題になります。
オルガズム時に多く分泌されるオキシトシンによっても子宮収縮作用があるので、ほどほどが一番かと思います。
ちなみに、自分で書いておいてなんですが、オキシトシンは見つめあったり触れあうだけでも上昇するので、あまり神経質になり過ぎない方が良いです(=゚ω゚)ノ
2016
31Jul
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