本日は、患者さんから良く質問いただく内容についてお応えしたいと思います。
まずは、ご質問ではないですが患者さんが誤解していると困る重要な内容について一言ご説明いたします。
その重要な内容と言うのが・・・
当鍼灸院の看板の緑色の動物ですが、タヌキではありません(怒)
あの動物は猫です、指揮者の猫が指揮棒の代わりに針灸の鍼を持っているイラストです<(`^´)>
ちなみに猫のモデルは私が中学生のころに我が家の家族になり、17歳でこの世を去った私の唯一の弟でチンチラです。
ドラえもんもタヌキと呼ばれて怒っていましたが、この年になってドラえもんの気持ちが分かるようになるとは思ってもみませんでしたよ・・・。
続きまして・・・「なんで開業したんですか?」という質問をよく頂きます。
開業した理由はいたって簡単で、自分のやりたい鍼灸治療を行いたかったからです。
雇われで鍼灸施術を行うと、どうしても治療院の方針に従わなくてはならないので、
「治療効果が上がるように、分単価などで時間を気にせず鍼灸を行いたい」
「勤めている鍼灸院の治療方法とはあわないけど、東洋医学と西洋医学を併用したい」
「腰痛や肩こりだけでなく、不妊症や音楽家の悩み(フォーカルジストニアなど)をもっと診たい」
など思っていても実行できない現実が有りました。
ちなみに、鍼灸の治療方法は現代鍼灸(西洋医学的な鍼)や中医学(中国で生まれた鍼灸の考え)等、多岐にわたりますが、各治療院ごとに治療院のカラー(だいたいが院長の施術方針)が有り、決められた時間内に治療院の方針で鍼灸を行わざるを得ないのが一般的です。
私の治療方針は、科学的に解明できる病態・症状は基本的に筋肉や神経を考える現代鍼灸で治療を行います。
たとえば、坐骨神経痛などでは脊椎が原因なのか、臀部の筋肉の問題なのかなどと検査して、腰痛や神経症状を引き起こしている原因を解消するように施術を行いますが、西洋医学の鍼灸に併せて東洋医学的な鍼灸を加えると、更に治りが早くなると臨床をとおして実感しております。
西洋医学的な鍼灸では対応できない疾患に関しては、中医学の鍼灸で、お悩みの症状に対する特効穴や経絡・気血を補うツボなどを考えて症状を改善するようアプローチするのが私の治療方法です。
2015
24Jun
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