本日もブログをご覧頂き有難うございます。
練馬区氷川台(有楽町線)にて、不妊症の体質改善やミュージシャンのお悩み解決を専門的に行っているコンチェルト鍼灸院の松浦聡です☆
本日のブログテーマは「上腕骨顆上骨折」、肘の関節より少し上で、小児が鉄棒から落下したり雲梯から落っこちたときなど、腕から落下した際に上腕骨で骨折し易い場所の骨折についてです。
当鍼灸院のブログを頻繁にご覧いただく方ならわかると思いますが、「骨折」というテーマや「小児鍼」という小児に対する鍼をブログに書かせて頂くのは珍しいのですが、ブログを書いたきっかけは・・・うちの次男坊が上腕骨顆上骨折したのです(ノД`)・゜・。
嫁の制止を聞きもせず、高い所に昇っては飛び降り、昇っては飛び降りを繰り返していたら、1m位の高さから滑って転び落ちての結果ですorz
そんなわけで、息子の治療とリハビリをスタートしたわけですが、3/24㈮に骨折してすぐに整形外科を受診して整復&固定して頂きました。そして、最初の二日間はしっかりとアイシング、これは急性期の疼痛緩和としてはファーストチョイスです。
お子さんが骨折してお困りの方は、怪しげな治療を試すことなく、急性期はアイシングしてください。
わかりにくい写真で申し訳ございませんが写真では、腕の下に枕を入れて患部に負荷がかからないようにしたうえで、アイシング用の氷嚢を使っております。
氷嚢が無ければ保冷材でも大丈夫ですし、ビニール袋に氷と水を入れて患部にあてても大丈夫です。
よく、「シップで冷やしました。」とか「コールドスプレーで冷やしました。」と仰られる方がいらっしゃいますが、どちらも表面の皮膚を冷やす効果しかなく、患部の炎症を抑える効果は期待できませんので、上述の方法でしっかりと冷やしてください。
アイシングの時間の目安ですが、冷やし始めは冷たく感じるのが、時間が経つとピリピリとし始めます。ピリピリする感覚がなくなって麻痺したら十分に冷えておりますので、一旦アイシングを休憩してください。
子供の場合、感覚をたずねても明確な答えが返ってこないと思いますので、時間としては20分程度を目安に、冷やし過ぎると凍傷を生じるので気をつけながらアイシングしてください。
なお、私自身は極力薬を使わない考えの人間ですが、うちの子もそうですが夜中に痛くなって眠れないことがあるので、整形外科を受診した際に座薬などの鎮痛薬を処方してもらった方が安心です!
次回のブログでは、急性期を過ぎてからの鍼灸施術内容をご紹介したいと思います(*^^*)
2017
30Mar
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