本日は不妊症の鍼灸での症例報告です☆
今回の患者さんは、二人目不妊でお悩みの方で、一人目を出産してから1年間は授乳のため妊活をお休みし、それから1年間タイミングをとったが妊娠反応が出なかったため当院を受診いただき、無事に妊娠できたとご報告いただきました♪
結果、当院での不妊治療としては最短で、約1か月 計5回の鍼灸治療での妊娠となりました。
意外と誤解されている方もいらっしゃいますが、「一人目妊娠できたんだから二人目不妊の治療は簡単☆」ということはなく、同一人物であればむしろ、一人目妊娠時よりも年齢が高くなっているので、二人目不妊の方が体質改善は難しく時間がかかります。
ちなみに、今回の患者さんは、一人目のお子さんを妊娠する際にも他所の鍼灸院で不妊鍼灸を受けていたそうですが、その時の鍼灸の内容を聴くと・・・身体に刺さった鍼をお米をとぐように手でグシャグシャってこねくり回すなど、結構痛そうな治療を耐えた結果 体外受精2回目で妊娠されたそうです・・・痛みに弱い私には耐えらえませ~ん(*´Д`)
でも、今回は当院でのソフトな鍼灸&マッサージ&足湯で・・・一回の体外受精で妊娠☆
つまり・・・「不妊症専門鍼灸院の痛い施術より、当院の痛くない施術の勝ちだぜいγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ」
なんて、自己満足に浸っております。
冗談はさておき、お陰様で痛くない治療でも結果はついてくると私自身は確信を持てました(*^^*)
しかし、腰痛などの愁訴は改善されておりましたが、施術回数が少なかったこともあって体質の改善は完全には進んでいませんでした。
ではなぜこんなに早く妊娠という結果が出たのかというと、移植前の【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】が効果的だったのではないかと考えております。
移植前の【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】を受けることで、統計的に優位に着床率が上昇することがわかっております。
そのため、当院では移植の前24時間以内に経皮的経穴通電刺激法(TEAS)を受けて頂くことをお勧めしております。
ちなみに、タイミングを計る方にも、排卵日などお話を伺って経皮的経穴通電刺激法(TEAS)を行っております。
数回の痛くない鍼灸施術で体外受精での着床率が優位に上がるのですから、これを受けない手はないですね(*^^*)
【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】について、詳しくは過去のブログに書いておりますので、こちらをご覧ください。
・不妊症の鍼灸施術【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】
腰痛や肩こりの治療効果で喜んで頂けるのもうれしいですが、子宝を授かるお手伝いが出来たと喜びのご報告を頂くと、鍼灸師をやってて良かったな~と嬉しくなってしまいます(#^.^#)
ということで、これからも一人でも多くの患者さんの不妊症の体質改善をお手伝いできるよう頑張っていきます♪
2015
24Apr
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