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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日の症例はホルン奏者の方で、演奏する時に首の筋肉が不随意(意図せず)に動いてしまい、演奏が困難になってしまう症状です。(マウスピースのみだと、この症状は出ません)
症例の患者さんは、高校生の頃からホルンを吹き始めて、大学を卒業してからは吹いていなかったのですが、2~3年前から改めてプロのホルン奏者にホルンを習い始めて、アンブシュアを一から練習し直したそうです。
再開してからの練習時間は1週間に6時間程度でしたが、症状が出始めた今年の9月頃はオーケストラ以外にアンサンブルに加わったりして、1週間に10時間程度に練習時間は増えていたそうです。
ご予約希望のメールを頂いた際にご相談頂いたのは下記のような内容です。
➀楽器を吹くと無意識に舌の付け根付近に力が入り、喉が締まってしまう。
➁首から右肩にかけてのスジが極度に緊張し、徐々に首が左側に傾いてくる。
➂無理して演奏を続けると、その直後(遅くとも翌日)からは頭痛と極度の首・肩コリになる。
➃この症状が出て以来、音はまったく響きのないものになった
初回施術後に➀と➂の症状はほとんど出なくなり、鍼灸施術前は奥様と会話していると首が動いていると指摘を受けていたそうですが、初回施術後から会話の際の頸の動きが減ったと仰られていたそうです。
ということで、初診時と5回施術してからの動画を撮影しました♪
前半は初診時の動画で、50秒あたりから鍼灸施術を5回行った後の動画が流れます。
首の動きなどの変化も注目してくださいませ
➁と➃も施術を重ねるごとに改善してきておりますが、まだベストの状態ではないということで施術を継続しております。
発症前の音の響きを取り戻したら、またブログで紹介したいと思いますのでご期待くださいませ(*^^*)
他のホルン奏者の動画や、フォーカルジストニアの演奏者の動画もご興味のある方はご覧くださいませ。
・ホルン奏者の顔の筋肉が震える症状
・フォーカルジストニアの症例(ギタリスト)
・フォーカルジストニアの鍼灸症例(バスドラム)
上記のリンク以外にも、当院のホームページではフォーカルジストニアの症例など多数掲載しております。
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2016
26Dec
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