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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
先日診させていただいた、アマチュアドラマーさんの症例を報告いたします。
患者さんは50代の男性で、昔からギターを弾いていて、電子ドラムが普及したこともあり、7~8年前からドラムを始めました。
ドラムの練習が原因で、3年位前から腰痛が出始めて、ある時からこむら返りが起こりやすくなり、普通に歩いていても右足だけ躓きやすくなりました。
ドラム演奏では、右足はヒールダウンのほうが叩きづらく、ヒールダウンなら左足のほうが叩きやすいとのことです。
自分で足の動きなど確認してみると、右足首の動きが悪く、足の指先が上がってない「鶏歩(けいほ)」の状態になっていると気が付き、整形外科を受診しました。
自宅から少し離れている、足の専門医を受診してレントゲンを撮り、腱反射なども検査して問題なしとの診断( ゚Д゚)
当院での初診時に、足の感覚神経のテストと、腱反射(膝の下をたたいて反応を見る脚気の検査など)も行い、明らかに腓骨神経麻痺の障害が出ているのでご説明したのですが、やはり医者の診断というのは一般人からすると絶対的な信頼があるようで、腑に落ちないご様子でした。
初回の鍼灸施術では、神経障害が出ているので、回復には時間がかかることを説明し、リハビリ方法をご提案などしました。
鍼灸施術後は駅までの帰り道は歩きやすかったが、日によって症状はまちまち。
2回目の施術後しばらくして、患者さんが会社の健康診断で医師の診察を受けた際に症状を説明したところ、当院の診断と同じく「腓骨神経麻痺」と診断!!
健診の担当医から、もう少しましな病院を受診した方が良いと言われてしまったそうです・・・足専門の整形外科を受診されているんですけど(-_-;)
ということで、鍼灸で神経症状を軽減できるよう施術しつつ、日常生活ではサポーターを使うことを提案しました。
装着すると、こんな感じです。
革靴を履いていらっしゃったので、靴を履けるか心配でしたが、ひもを緩めなくてもそのまま履けて、ほっと一安心♪
過去のブログでも、筋力低下や神経麻痺に関する内容を書いていますので、もしよろしければこちらもご覧ください
・筋力低下からのフォーカルジストニア発症
楽器演奏やスポーツ時の諸症状など、ジストニアやイップスではないかと気になっている方は、まずは一度コンチェルト鍼灸院にお気軽にご相談くださいませ(#^^#)
2019
26May
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