本日もブログをご覧いただきありがとうございます(*^^*)
鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日のブログは、ギタリスト左手のフォーカルジストニア症例ですが、下記のブログで過去に症例報告させていただいた患者さんです。
・前回に引き続き、別のギタリスト左手のフォーカルジストニア症例
今回は、新しい課題に取り組み始めたころの演奏と現状を再度動画掲載してほしいと、フォーカルジストニアのギタリストさんご自身の希望にうより動画をアップいたしました(*^^*)
ということで、最近撮らせていただいた動画がこちらです!
ちなみに、新しい課題はJ.S.BACHの曲ですが、薬指を弦から離したいタイミングで離すことができないので、本来動かすべき中手指節関節(MP関節)を伸展するのではなく、近位指節間関節(PIP)と遠位指節間関節(DIP)を伸展することで、弦から指を離して演奏しようとしている状態です。
患者さんがご自身の症状を表現する時に、手の「第一関節」「第二関節」と表現されますが、解剖学的には第一関節とか第二関節という名称は存在しません(-_-;)
正確な名称としては、指先側から一つ目の関節が遠位指節間関節(DIP)、指先側から数えて二つ目の関節が近位指節間関節(PIP)、その次の水かきのところで指の根本のような関節が中手指節間関節(MP)です。
*実際は手のひらの中には中手骨という骨があって、手根骨と中手骨による手根中手関節(CM)から指になります。
今回ご紹介した患者さんの経過は、ゆっくりと右肩上がりに改善している状態ですが、当院にいらっしゃるまで、他院での鍼灸を含め10年間様々な治療を受けても全く改善しなかったことを考えれば、まずまず経過良好かと思います。
他所でフォーカルジストニアの治療を受けていて効果を実感できていない方、一度コンチェルトはりきゅう院での施術をご体験くださいませ(*^^*)
・音楽家の鍼灸施術メニュー
2020
11Jan
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