いつもブログをご覧くださり有難うございます。
本日はぎっくり腰(急性腰痛)のお話をさせて頂きます。
私自身も高校生の頃ラグビー部の練習でぎっくり腰を体験しておりますが・・・言葉にできない位にシンドイです!!!
寝返りもうてずにひたすら寝て、急性期を過ぎてからタクシーで鍼灸院を受診しました(ノД`)・゜・。
急性腰痛の患者さんは頻繁に診せて頂くのですが、みなさん最初の処置にまず驚かれます(?_?)
急性腰痛の処置としてはまずアイシングが第一選択となります。(東洋医学的な鍼灸のみで施術する鍼灸院では刺絡という治療方法が第一選択になるかとおもいます。)
慢性の腰痛であれば温めて筋肉の緊張を緩和させることが腰痛ケアになりますが、ぎっくり腰の場合まずは炎症所見(熱感・発赤・腫脹・疼痛)が診られたら冷やしてください!
アイシングの方法は、ビニール袋に氷と水を入れて、そのビニール袋を濡らした手ぬぐいに包んで患部を冷やします。冷やす時間は患部が麻痺して感覚がなくなるまでですが、だいたい20~25分くらいで、それを2セット位(感覚が戻ってからもう一度冷やし直す)を行います。
このように話すとぎっくり腰(急性腰痛)の場合に鍼灸は役に立てなそうに聞こえますが、当然鍼灸でもアプローチの方法はあります( `ー´)ノ
MEDLEYという医師向けのサイトで、ぎっくり腰の鍼灸施術を紹介しておりましたので紹介します。
・ぎっくり腰に新しい針治療が有効!?鍼を打ったまま動くと腰痛が改善
こちらの記事で紹介されている「鍼を打ったまま動く」という施術方法ですが、実際は全く新しい手法ではありませんが効果は有ります。
テレビ番組やネットのサイトでも動いた方が治りが早いということは紹介されていて、その情報自体は事実ですが、ぎっくり腰で動けない状態の場合は炎症を抑えて痛みを緩和するのが一番確実だと臨床を通して実感しております(お察しの通り若いころは失敗もしました(-_-;))
スポーツ選手のヘルニアやご高齢者の圧迫骨折など、一日も早い復帰がその後の生活に影響をきたす場合など、極力早めに鍼灸院を受診されることをお勧めいたします。
練馬区近辺で急性腰痛でお困りの方はお電話にてご連絡いただければ状況により往診鍼灸(出張鍼灸)も承ります♪
2015
18Jul
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