先日のブログでお蕎麦について書かせていただきましたところ、麺類は全部ダメと鍼灸院で指導されたという方からコメントを頂きましたので、「麺類がダメ」な理由を検証しました・・・が、思いつかないので不妊症の専門鍼灸院で働いていて、マクロビを勉強している友人に聞いちゃいましたヽ(;´ω`)ノ
友人いわく、「粉物などの練ったものは練る際に空気を含んでいるため、気滞(ストレスタイプ)の方には進めないというマクロビの専門家もいる」とのことでした。
鍼灸もそうですがマクロビにも色んな考え方があるそうで、友人自身はそのような考えは勧めていないそうです。
このような考え(理由?)を聞くと、「気滞(ストレスタイプ)の不妊症の方が食べて良いのは根菜類だけで、更に抜いたらすぐ食べろってお考えなのか」なんて勝手に拡大解釈する自分がいます(ー_ー)!!
(私はマクロビ関連の本は一冊読みましたが、自分の考えと会わないので取り入れておりません☆)
前置きが長くなりましたが、不妊症の体質改善に良い食生活についてお話しいたします。
まず、前提条件として「これだけ食べていれば栄養バランスは問題なく、食べ過ぎても大丈夫」という食材・食事は御座いません。
逆に言うと、妊娠するためには体に悪いと分かっている食べ物「ケーキ・クッキー・ジュースその他諸々」などでも、我慢することで強いストレスを感じる方なら、多少なら食べても良いと私は考えております。(食べるのを勧めるわけではありませんよ!健康に良いか悪いかで言ったら明らかに悪いです・・・私も食べてますけど(*v.v)。)
では、我慢が出来る方、もしくは喜んで健康的な食事を選べる方に対してどのような食事をお勧めするかというと、主食としてはグリセミックインデックス(以下GI)が低く栄養バランスの良い玄米や蕎麦(10割蕎麦だとなおbetter)をお勧めいたします。
GIとは「体が糖を吸収する際の吸収しやすさ」を表す数値なのですが、GIは折れ線グラフで縦軸と横軸の占める面積を数値化するので、インスリンスパイク(急激に血糖値が上昇することでインスリンが大量に分泌される状態)を引き起こすような食品はGIが低くとも避けるべきです。(GIはあくまでも指標の一つとお考えください)
過剰な糖の摂取を避ける理由を不妊症で挙げると、糖の過剰摂取と排卵障害の関係が報告されており、肥満やPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を助長する原因ともなるからです。
それでは、どのような食品のGIが高いかというと、精製された食べ物ほど体内で吸収しやすいので高い傾向にあります。
つまり、白米・食パン・うどんや各種砂糖などは総じてGIは高いです。
ちなみに、GIが低いからと言って人工甘味料などを摂取するのはだめですよ~、人工甘味料の有害説なら枚挙にいとまがないですが、GI云々関係なくアスパルテームなどの人工甘味料が体に有益という報告は見たことも聞いたことも有りません。
玄米も蕎麦もそれだけで完璧な食事にはなりませんが、これらの主食におかずをバランスよく組み合わせることで妊娠しやすい体づくりを頑張っていきましょう(^v^)
ご興味のある方は過去の関連ブログもご覧ください♪
・食事で妊活(蕎麦)
・食生活で妊活♪(まごはやさしい☆)
・玄米食で妊活しましょう♪(不妊症対策)
2015
22Apr
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