本日もブログをご覧くださり有り難うございます。
練馬区でミュージシャンの諸症状(フォーカルジストニア・管楽器の鼻抜け・アンブシュアの問題など)に対する鍼灸施術を専門的に行っているコンチェルト鍼灸院の松浦聡です☆
本日の症例の患者さんはフルート奏者で、右手の薬指がキーを抑えた状態から上げ辛くなる症状で当鍼灸院にご相談頂きました。
フルートを始めたのは中学生の頃で、フォーカルジストニアを発症したのは10年くらい前でした。
ジストニア発症当時は、音大の厳しい先生について毎日必死になって練習していたそうです。
テンポが遅ければ指に違和感を感じつつも、違和感を我慢しつつなら何とか吹けるが、速いテンポになると指の動きが付いていかず、めちゃめちゃになる。
この指の症状に対する治療は何も受けたことがなく、現在の症状も発症当時と同じままです。
鍼灸施術を始める前の症状確認では、薬指が過屈曲してしまい、薬指と他の指で一緒にキーを離したり抑えたりするトリルの動きが特にきつい状態でした。
ということで、動画アップのご許可を頂きましたので、ご覧くださいませ(^^♪
現在もフルートのお仕事をされていて、趣味としても別のジャンルの音楽をフルートで演奏しているため、上手く動かせず困っていらっしゃいましたが、鍼灸施術の回を重ねるごとに症状は軽減し、4回でほぼジストニア症状の不安も感じずに演奏できるようになりました。
ご本人の目標として、もう少しだけトリルのテンポを上げられるようにしたいとのことなので、目標達成に向けて一緒に頑張りたいと思います(*^^*)
フルートのフォーカルジストニア症例は過去にも色々とブログに書いておりますので、ご興味ある方はご覧くださいませ♪
・フルート奏者の指のジストニア(左手示指)
・フルート奏者の口の震えに対する鍼灸効果
2019
19Jan
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