本日のブログは、管楽器奏者のアンブシュアの悩みに対する鍼灸施術効果の紹介になります。
症例の患者さんは趣味でフルートを吹いているアマチュアの方です♪
中学生の頃にフルートを始めて、音大ではフルート専攻、結婚・出産を経て、5年前から本格的に個人レッスンなども受け始めました。
アンブシュアをコントロールしづらくなったのは一昨年の10~11月ごろで、最初はフォーカルジストニアを発症した方々と同じく、練習不足かと思っていたそうです。
しかし、吹いていても改善せず、首の痛みもあったので、去年の1月に整形外科を受診しました。
整形外科で処方された鎮痛剤と筋肉の緊張を取る薬を飲み、整体で筋肉をほぐしたことで、最初に比べたらコントロールが効くようになってきたが、その日によって症状の強さが違うのと、タンギングは改善がなく、下顎が強張ってアンブシュアが定まらず、長く練習すると顎が疲れてきてしまう症状でお悩みでした。
初回鍼灸施術のすぐあとで症状を確認すると、タンギングが吹きやすくなっておりました。
鍼灸施術の数日後にオーケストラの練習に参加した際も「柔らかく気持ちよい音が出せた」との評価で、1回の鍼灸でも症状の改善は診られました。
その後、家で長時間練習していても顎周りの疲れは感じづらくなってきたが、時間が経つと綺麗な音が出しづらくなるのと、一番苦手な中音域のタンギングはやはり出しづらいので2回目の鍼灸施術のご依頼を頂きました。
そして、2回目の施術を終えた感想としては、タンギングがとてもやりやすくなり、アンブシュアも良くなったと喜んで頂けました♪
レッスンでも長時間吹いていて疲れも出なくなり、昔と比べて持たなくなっていたブレスも改善されてきました。
3回目の施術を受ける前に気が付いた新しい症状として、右手の親指が支えて細かい動きをしているときに、親指に力が入ってしまい動かしづらくなることに気が付きましたが、この症状も一度の施術で解消しました(#^^#)
ということで、前置きが長くなりましたが、鍼灸施術前後の動画です。
ダブルタンギングも吹けるようになったことを喜んで頂け、ご友人にも鍼灸を積極的にお勧めしてくださっております(^^♪
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東京都練馬区のコンチェルト鍼灸院では音楽家のお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・演奏時の筋肉の震え・鼻から空気が漏れるなど)のお手伝いを行っております。
楽器演奏時の症状などでお悩みの方は、ご自身の症状と似たような症例もあるかもしれませんので、ぜひ当鍼灸院のホームページをご覧くださいませ♪
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2017
24Jun
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