本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡です
本日は不妊症関連のお話です。
ストイックに妊活に取り組んでいる方は、妊活しやすくなるための日常生活の情報を求め過ぎて混乱するケースが多々あるかと思います。
納豆・豆腐などの大豆製品などは健康に良いイメージがありますが、豆乳なども同様に摂り過ぎて健康に良いことはありません。
イソフラボンに関しては過去にブログを書いておりますのでご興味のある方は下記リンクよりご覧くださいませ♪
・妊活に大豆製品は効果的・・・?
・イソフラボンは本当に妊活に良いの?
さて、過去のブログにもかきましたが、健康に良い食材の頭文字をつなぎ合わせた「まごはやさしい」。
肉(に)は入っておりませんが、魚(さ)が入っておりますね!
健康に良いメインディッシュの食材ナンバー1の魚ですが、基本的には大型のマグロなどよりも小魚の方が水銀含有量も少なく、栄養価も豊富なのでお勧めです。
それでは本題に入り、ボストンの疫学研究からの報告で、魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸の摂取量が妊娠性を高くするという報告があります。
研究の内容は501カップルの1年以内の妊娠成立までの魚介類摂取頻度を調べるという内容で、摂取頻度が高いカップルほど夫婦生活の頻度も増えて、妊娠までに要する時間も減っていたことが報告されてます。
また、ブラジルで行われた別の研究では、35歳以上の12人と35歳未満の17人のグループに分けて卵胞液の成分を分析したところ、35歳以上のグループでは中性脂肪のトリグリセリドが卵胞液に多く含まれているのが報告されました。
人数が少ないので絶対視は出来ませんが、肉食の頻度を減らして魚食の頻度を増やせば、中性脂肪の摂取量が減ってオメガ3脂肪酸の摂取量が増えます。
肥満・脂肪肝などの予防にもつながるので、お勧めできる妊活への取り組みです。
ちなみに、今回のテーマとは関係ありませんが、妊娠中は問題になるお酒も、妊娠前の妊活中であれば問題ないことが論文でも紹介されております。
何でも我慢するのが健康に良く妊活にも良いとは限りませんので、正しい情報を基に妊娠出産に向けて取り組みましょう!
ご夫婦毎の希望に沿った妊活方法のご提案なども当鍼灸院では行っております。
病院選びで悩んでいる方、病院での診察を最小限に妊活に取り組みたい方も、遠慮なくご相談下さいませ(*^^*)
2018
07Aug
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