本日は、私が老人ホームでボランティアで行っている機能訓練(高齢者向けの体操)についてお話しいたします。
老人ホームでの体操の難しいところは、ご入居されている方の身体機能や体力に差があるため、全員にとって適切で、全員が満足できるプログラムという物を作ることがほぼ不可能という点です。
体力のある方に合わせたプログラムだと、体力のない方は自信をなくして途中で参加しなくなってしまいますし、体力のない方に合わせると・・・体力のある方からクレームが飛んできます(;^_^A
(1対1の個別セッションでなら、その方が必要とするメニューを作ることは可能ですが、全員の機能訓練を個別で行うのは時間的に難しいです。)
そのため、メニューとしては手・足・首・体幹の筋力トレーニングと併せて、認知症予防的なちょっと変わったジャンケン(グー・チョキ・パーの一つなしという条件など)を行っております( ̄▽+ ̄*)
ジャンケンでは、負けず嫌いな方は決まって・・・後出しします∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
全部勝っても景品も何もお渡しできないのですが、楽しんでいただけているようで私の方が嬉しくなってしまいます(*^▽^*)
正直なところ、週に一回の体操では、体の機能を維持することは難しいです。
それでも、関節の動きや認知度の変化など変化を観察することで早期対応をとれるので、今後もこういった活動は続けていきたいと考えております(*v.v)。
2014
11Nov
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