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鍼灸で音楽家のお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震え・鼻から空気が漏れるなど)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日は、私の趣味のピアノに関する、ちょっと真面目な雑談でございます♪
前回、J.S.BACHのパルティータを録音して、現在はフレデリック・ショパンのエチュードop25-1「エオリアンハープ(牧童)」を背伸びしまくりながら練習しております。
見ていて綺麗な花には棘があるように、聴いて綺麗な曲には棘ならぬ難しさがございまする(ノД`)・゜・。
ということで、普段はピアニストの先生から合格をもらって、動画を撮ってブログで公開という手順なのですが・・・難しいので時間がかかりそうだしブログのネタが無いので、過程をネタにミュージシャンの腱鞘炎に対する針灸施術のことも書きたいかと思います。
この曲は両手で分散和音を奏でつつ、右手の小指を使って最高音でメロディーを奏でていくのですが、途中で急に薬指や中指でメロディーを奏でるフレーズが現れたり、1小節間で右手の6つの音符に対して左手は4つの音符のように、両手の動きがバラバラになるような曲で、結構難しいです。
そして何より、私が苦手な跳躍が多い(*´Д`)
さて、そんな難曲ではございますが、先生の指導の下で、楽譜に記載されていないが作曲者の意図・意味が込められている内容に耳を傾けてみました。
すると左手のアルペジオの中にも隠れたメロディーラインがあったり、カッコつけているだけに見えた左右の手が交差する音型も、それぞれの手で和音で奏でると違いが分かったりと、かなり勉強になっております。
話は変わって、私の手は指が長めなので、ピアノを弾くうえでは有利ではあるのですが、この曲を弾いていて初めて腕の痛みが出るようになりました。
そして、ミュージシャン専門の鍼灸師として、客観的に原因を探ってみました(笑)
先ほど書いた通り、私は跳躍するのが苦手です。
音と音の距離が分かっていないため、音を外すことが多々ある以外にも、凄く小さい音で弾いてしまったり音が大きくなりすぎたりしてしまいます。
そのため、苦手なフレーズに入るときに肩周りが固まって緊張していたんですよ!
ということで、筋肉の緊張を解放して練習したところ、腕の痛みは出なくなりました(*´▽`*)
演奏の姿勢や体の使い方の重要性を患者さんには説明していたのに、自分の演奏では全く気をつけていなかった自分orz
2017
15Jul
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