本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
本日のブログでは、ミュージシャンへの鍼灸施術効果をご紹介させて頂きます。
クラリネット奏者の局所性ジストニア(アンブシュア・アパチュアの悩み)に対して鍼灸施術を行いました。
患者さんは小学校3年生からクラリネットを吹き始めて、音大1年生の頃に頬が広がり口角が下がる症状が出始め、口角から息が漏れてしまい楽器にしっかりと入らず、演奏が困難な状態になったそうです。
昔はトランペットなども吹いていた経験があるそうで、この症状が出てからトランペット・オーボエ・リコーダー・サックスなど他の管楽器も試したそうですが、クラリネット以外の楽器ではアンブシュアの症状は出ないそうです。
ということで、鍼灸施術前後の動画をアップしましたので、ご覧くださいませ♪
なお、マウスピースを右寄りに構えているのは、この症状を発症する前からで、症状を軽減して吹きやすくするために右寄りに構えている訳ではありません。
3回目の施術で頬が広がる症状が軽減し、楽器に息が入りやすくなってきて、施術を重ねるごとに症状が軽減しました。
発症したきっかけとしては、大学に入学するために上京して一人暮らしを始め、学校でのストレスも強く、体重が落ちていたそうです。
やはりストレスからフォーカルジストニアやアンブシュア・アパチュアの問題は発症しやすいですね(;´д`)
楽器を演奏される方だけでなく歌を歌われる方も、「自分は大丈夫☆」と高をくくらず、普段からのメンテナンスをお勧めいたします。
嫌なことや怒ることだけが体に有害なストレスではなく、仕事が充実していたり新しい技術を習得するためにフォームを変えたりすることも体にとってはストレスになる可能性があります。
普段からのメンテナンスから局所性ジストニア予防も兼ねて、ぜひ当鍼灸院までメンテナンスのご相談ください♪
2017
04May
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