本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡ですm(__)m
さて、本日のブログではコロナウイルス感染における、男女での重症化率の違いについての内容です!
男女での感染率に関しては、各国のデータではそれほど差はないようですが、コロナウイルス感染による死亡率は女性の方が低いことも各国共通のようです。
これまでに、タバコの喫煙習慣やアルコールの摂取量が多いことによって、男性の方が重症化しやすいと言われておりましたが、女性ホルモンのエストロゲンが新型コロナから女性の体を守っているという情報もチラホラ目にするようになってきました。
ちなみに、2002年に中国で報告されたSARS(重症急性呼吸器症候群)では、若干男性の方が死亡率が高く、マウスを用いた動物実験でもオスはメスと比べて死亡率が高かったようです。
そこで、メスのマウスから卵巣を摘出したり、エストロゲン受容体をブロックする薬を投与してエストロゲンの値を少なくしたところ、メスのマウスも死亡率が上昇したとのことです。
*エストロゲンの値によって、重症化率を低減できるということが示唆されてますが、喫煙習慣やアルコール摂取が重症化と関係無いわけではありません!!
さて、先日のブログでも書きましたが、妊娠後期にコロナウイルスに感染した5名の妊婦さんの症例報告として、妊娠中は発熱などの症状がなく、分娩後に発熱などの症状があらわれたとの報告もありました。
これは、妊娠初期から妊娠後期にかけてエストロゲン値は右肩上がりに上昇し、分娩と共に一気に妊娠前の値に減ることが原因なのかもしれませんね。
上記の内容を書いたブログはこちら↓
・コロナウイルスと不妊治療
このような情報を見ると、「男性も飲食物やサプリメントからエストロゲンを多めに摂るようにすれば重症化率を下げれるのでは?」と考えてしまいそうですが、エストロゲンも過剰になると男性の場合では女性化乳房などの症状が出て、女性では不正出血や、乳がん・子宮体癌・子宮筋腫など様々な病気の原因になるので、過剰摂取はお勧めいたしません。
エストロゲンの過剰摂取については、リプロダクションクリニックの松林先生のブログに詳しく書かれてますので、ブログをご紹介します。
https://ameblo.jp/matsubooon/entry-11456171658.html
ちなみに、大豆などの食物に含まれるイソフラボンは、体内でエクオールに変換されることで女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをするのですが、日本人でイソフラボンをエクオールに変換できる確率は、二人に一人くらいの50%程度と言われてます。
普段から大豆製品を摂っている人の方が変換できる率は高いそうです!!
どうでも良い情報ですが、拙宅では普段よりも少しだけ多めに大豆製品を摂ることを意識して、みそ汁の具材は豆腐にしたり、コーヒーに豆乳を入れたりして生活しております。
また、東洋医学的な感染予防として、からだの免疫力を高める「気」を補うツボへの刺激と、生薬の「田七人参(でんしちにんじん)」を摂取しております。
お灸のツボとしては、気を補うツボに行うことをお勧めいたします!
・合谷(ごうこく)
・気海(きかい)
・足三里(あしさんり)
感染を避けるためには、マスクと手洗いを基本に、やはり極力人と接触しないことが一番だとは思います。
ということで、今日も極力Stay homeで家族と愛犬との時間を最大限に楽しみたいと思います♪
2020
21Apr
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