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鍼灸で音楽家のお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震え・鼻から空気が漏れるなど)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日は音楽家の鍼灸施術症例ですが、ここ暫くドラムの症例が続いておりましたが、久しぶりに管楽器奏者(クラリネット)の鼻から息が漏れる症状に対する鍼灸施術効果の紹介です。
症例の患者さんは高校生の頃にクラリネットを始めて、現在はプロとしてオーケストラでクラリネットを吹いていらっしゃいます。
発症したのは昨年の10月頃で、最初はチューニングのA音から症状が出始め、高音域で抜けやすくなっていきました。
某大学病院を受診して薬(芍薬甘草湯とトリヘキシフェニジル塩酸塩)を処方されましたが効果がなく、当鍼灸院を受診いただきました。
初回施術後から少しずつ変化が現れ、4回目の施術後には症状の出やすい高音域でも、ウォーミングアップ無しでも鼻から空気が漏れずに演奏できるようになり、演奏しやすくなったことを喜んで頂けました。
過去にサックス奏者の同じ症状を紹介いたしましたが、今回の症例の患者さんと同様に、高音域で鼻から息が漏れてしまい演奏が続けられない症状でした。
そのサックス奏者の患者さんも鍼灸施術を1回受けて症状が劇的に改善し、6回の施術で鍼灸を卒業していかれました。
サックス奏者の鼻から空気が漏れる症状の動画は、下記よりリンク先をご覧くださいませ。
・管楽器演奏時に鼻から空気が抜ける症状について
教科書的には、管楽器奏者のジストニアは口唇に出やすいとあるのですが、実際はそんなこともなく指に出る方も多く診ております。
サックスやクラリネットなど管楽器を吹く際に「鼻から息が漏れてしまう症状」などでもよくご相談頂きますが、この症状もフォーカルジストニアの一種ではあると考えております。
管楽器に限らず、ミュージシャンで演奏時のお悩みを抱えている方は、是非一度コンチェルト鍼灸院にご相談下さいませ(*^^*)
2017
12Mar
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