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鍼灸でミュージシャンのお悩み(フォーカルジストニア・職業性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震えや強張る症状・管楽器演奏時の鼻抜けなど)を解決するお手伝いを、鍼灸施術で行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日はドラマーさんの右足(バスドラム)のフォーカルジストニア症例です。
症例の患者さんは、アマチュアとして活動しているドラマーさんで7~8年前から右足でバスドラムを叩く足の動きが悪くなり、時間の経過とともに動かしにくくなっていました。
足の動かしにくさが出てから、大腿だけでなく脹脛と臀部にも痛みが出るようになり、ドラム演奏時だけでなく日常生活でも痛みや足の疲れを感じるようになり、整形外科でレントゲンを撮っても脊柱(背骨)には問題なく、マッサージなどを受けて痛みを緩和させて生活していたそうです。
昔は足関節底屈位(指先は降ろしたまま踵を浮かせた状態)で叩いていたそうですが、フォーカルジストニアの症状が出てからは足関節を動かしづらくなったため、足関節背屈位(踵をペダルに接地させるような状態)で叩くようになりました。
症状が悪化してきてからは、足関節背屈位でも、足の指が屈曲する症状やペダルの下の方に下がっていく症状が出るため、30分位の演奏でもリズムをキープ出来なくなっていました。
ということで、鍼灸施術前と4回目の施術後の演奏になります。
初回施術後はそれほど変化を感じられなかったそうですが、2回目の施術後から叩きやすさを感じられ始め、3回目の施術前日に行ったバンド練習では最後までリズムをキープできて、日常生活での大腿の痛みは出なくなったそうです。
4回目の施術後では、叩けなくなっていたダブルも混ぜたフレーズなども叩けるようになり、更に改善しました。
ドラマーに限らず、ミュージシャンのフォーカルジストニア症状でお悩みの方は、下記URLに様々な症状の鍼灸施術での変化を掲載しておりますので、ご覧くださいませ
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2018
20Jul
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