本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
練馬区の平和台(有楽町線・副都心線)にて不妊症の体質改善と音楽家の諸症状への鍼灸を専門的に行っているコンチェルト針灸院の松浦聡です(*^^*)
本日のブログは前回の続編として、歌手の方や声優さんなど声を仕事で使う方から良くご相談をいただく梅核気・ヒステリー球について書かせて頂きます。
ちなみに、前回のブログは下記リンクよりご覧いただけます。
・ボーカル・声楽家・声優の梅核気について
さて、前回は東洋医学の「気(き)」についてご説明させて頂きましたので、今回は梅核気の原因となるもう一つの物質「水(すい)」についてお話させて頂きます。
「水」は名前の通り身体を潤す水分のイメージで大丈夫です!!
前回説明した「気」は暖かい物質で、陰陽の陽に属する物質でしたが、「水」は身体を潤して冷ます働きなので陰陽の陰に属します。
ちなみに、気と水以外の物質「血(けつ)」や「精(せい)」も陰に属する物質になります。
水は飲料や食物だけでなく空気中の湿気などから体に取り入れられますが、滞った水分が体の中に貯まると「痰湿(たんしつ)」となって健康を害すると考えます。
今回説明している梅核気という病態では、「気」と「水」に関係が深い病態と説明しましたが、気と水がどうなると梅核気の症状になるか説明していきたいと思います。
水や血などは重い物資なので、水分は食道を通って胃に入り、十二指腸から小腸と、上から下に下に下って行きますが、上の方にある五臓六腑も水や血が必要です。
では身体の上の方にある肺や心に、どのように水や血を運ぶかというと、気が押し流していると東洋医学では考えます。
気が滞った「気滞」や「陽亢」タイプの方は下に降りようとする水分を上に押し上げようとし過ぎて、喉辺りで痰が絡むような梅核気という症状が出やすくなると考えるのです(=゚ω゚)ノ
やはり・・・東洋医学ブログは長くなる・・・そして、自分の文章なのに読みづらい、纏めるの下手で申し訳ないですorz
次回のブログで梅核気の対処方法など書いて、このシリーズを終わらせたいと思います!
2018
27Oct
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