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練馬区氷川台(有楽町線・副都心線)で音楽家のお悩み(フォーカルジストニア「focaldystonia」・腱鞘炎・演奏技術の向上など)に対し鍼灸施術を行っているコンチェルト針灸院の松浦聡です。
本日は趣味でバグパイプを演奏されているフォーカルジストニアの患者さんへの鍼灸施術内容を動画も使ってご紹介いたします。
私自身はバグパイプに関する基礎知識が乏しいのですが、バグパイプは細かく種類が分かれており、今回ご紹介する方が演奏するのはバグパイプの中で最もポピュラーな「グレート・ハイランド・バグパイプ」というタイプになります。
映画などで見られるバグパイプは音量が大きいため、当院を受診いただいた際にはプラクティスチャンター(バグパイプの練習用の笛)をご持参いただきました。
当然、バグパイプ奏者のフォーカルジストニアを診させていただくのは初めてです(;´・ω・)
患者さんの基本情報としては、40代の男性で趣味でバグパイプを演奏されていらっしゃいます。(過去にはピアノも演奏されていたそうです)
フォーカルジストニアを発病したきっかけは特にないのですが、2015年9月に演奏していたら左手の人差し指が挙がらなくなり演奏できなくなりました。
整体や他所の鍼灸院を受診して、腕や指が腫れあがるような相当きつい施術を受けたにもかかわらずそれほど顕著な効果がなく、ご自宅からはかなり距離がありますが当院まで足を運んで頂く運びとなりました。
まずは当院での鍼灸施術前の動画がこちら。
正面からの動画なので、指がどのくらい上がっているかわかりづらいですが、左手の人差し指がほとんど上がらず、かなりつらそうに演奏されておりました。
左手の親指が反りかえっているのは事故で指を捻挫してからとのことで、前に通っていた鍼灸院では事故の詳細を伝えても話を聞いてもらえなかったそうです(T_T)
続きまして、初回施術後の動画がこちらです。
演奏の途中で人差し指が挙がることに驚かれておりました。
最後に2回目の施術後の動画ですが、明らかに人差し指が挙がるようになり喜んで頂けております。
ジストニアの症状が落ち着くまでもう少し通っていただくことになりますが、音楽が大好きな音楽家の方のお役に立ててうれしく思っております。
ちなみに、バグパイプと言えばちょっと前に放映されていた朝の連ドラ「まっさん」でも頻繁に使われていたことが記憶に新しいですね(*^▽^*)
私はお酒は弱いのでウイスキーはそれほど飲めませんが、スコッチウイスキーなど職人のこだわりや蘊蓄を聴くと試してみたくなってしまう困った性分です(*´Д`)
2016
09Feb
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