毎度どうも、練馬区氷川台(有楽町線・副都心線)のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です(=゚ω゚)
本日は、先日のブログの続編で「フォーカルジストニアのピアニストへのアレクサンダーテクニークセミナーpart➁」になります。
アレクサンダーテクニークではどのような診方をするのかも気になっていたので、そちらもとても勉強になりました。
そして、今回のジストニアセミナーですが、実は当鍼灸院を受診いただいているピアニストでフォーカルジストニアの患者さんと一緒に参加してきました。
鍼灸施術だけでも改善傾向にある方ですが、アレクサンダーテクニークによる直後効果がどのくらい見られるか気になっていたのですが、患者さんの演奏には良い変化がすぐに現れておりました。
鍼灸もアレクサンダーテクニークも共にフォーカルジストニアに対して有効と考えますが、アプローチ方法は若干違います。
鍼灸は筋肉や神経にフォーカスしますが、アレクサンダーテクニークは骨格や関節構造に対してフォーカスしていると感じました。
鍼灸でも体幹の姿勢や関節構造は意識しますが、アレクサンダーテクニークの先生は肩関節・肘関節・手関節・指節関節など末端の関節をしっかりと診ていたのが印象的でした。
個人的には、ピアノと椅子の距離など解剖学的に理想的な姿勢を押し付けると演奏が乱れてしまうと考えておりましたが、座る位置を変えただけでもかなり演奏のしやすさは変わることが分かりました。
来年はアレクサンダーテクニークを受講して、フォーカルジストニアの患者さんへのアプローチ方法を増やして、一日も早く理想通りの演奏が出来るよう音楽家の皆様のお手伝いしたいと思います(*^^*)
2015
22Dec
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