いつもブログを読んでいただき有難うございます(*^^*)
音楽家のお悩み(フォーカルジストニアや腱鞘炎)などに対して鍼灸施術を専門的に行う、練馬区氷川台(有楽町線)のコンチェルトはりきゅう院 院長の松浦聡です♪
本日のブログは、音楽家の皆さんが演奏上の症状でお困りの際に選択する治療方法、鍼灸とアレクサンダーテクニークの治療効果に関する論文をご紹介したいと思います。
残念ながら音楽家のフォーカルジストニアに対する治療効果ではなく、慢性の頸部痛に対する英国の論文ですが、鍼灸とアレクサンダーテクニークが共に有効であるという報告です。
報告の内容は、517名の慢性頚肩部痛の患者に対して、通常の治療にプラスで鍼灸もしくはアレクサンダーテクニークを12か月間施し、その結果をNPQスコアという痛みを数値化する評価を用いて検証した結果、鍼治療で32%減、アレクサンダーテクニークで31%減と、ともに有効であるという結果でした。
アレクサンダーテクニークを簡単に説明すると、シェイクスピア作品の舞台俳優(フレデリック・マサイアス・アレクサンダーさん)が舞台で発声しようとした際に声が出なくなり、原因を突き止めようと鏡の前で声を出したところ発声時に無駄に後頸部の筋肉を緊張させていたことに気付き、そこから同じような症状でなやんでいる音楽家や俳優に教えていき広まっていっていきました。
*私はアレキサンダーテクニーク関連の本で読んだ程度の知識しか持ち合わせておりませんので、参考程度に読んでくださいm(__)m
機会が有ればフォーカルジストニアへのアプローチの引き出しを増やすためにもアレクサンダーテクニークを学んでみたいと思います(@^^)/~~~
2015
03Dec
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