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練馬区 練馬春日町(都営大江戸線)のコンチェルト針灸院 松浦聡です♪
ちょっと前のニュースですが、誰しもが恐れる病「認知症」の新しい治療方法が取り上げられていたのでご紹介いたします。
ちなみに、今回の情報ソースはこちら
・認知症が「治る」!? 世界中が注目する “新薬”とは?
https://dot.asahi.com/wa/2016071400198.html?page=2
認知症の原因ですが、アミロイドベータというたんぱく質が脳に沈着することで、脳が萎縮して認知症を引き起こすと考えられておりましたが、アミロイドベータ仮説に基づいて新薬を研究しても失敗続きだったため、「アミロイドベータ仮説が間違っていたのでは?」と疑問視されていた今日この頃です。
しかし、米国の製薬企業バイオジェン社が開発した、抗アミロイドβ(Aβ)抗体「薬品名=アデュカヌマブ」を月に1回点滴を行うことで、脳内に蓄積したAβを取り除けると報告されたそうです。
バイオジェン・ジャパンによると、アデュカヌマブは健康な高齢者から採取した免疫細胞の中でも、蓄積して塊となったアミロイドベータに最も強く結合する抗体を産生する免疫細胞を選び、その遺伝子を用いて作られたバイオ医薬品とのことです。
この薬を使うことで、認知症の根治を目指せると記載されているのですが、たぶん私を含めて一般人が考える根治は、「委縮した脳が戻って、認知症を発症する前の状態に戻ること」だと思うので、この薬は「アミロイドが蓄積しただけの段階で、脳が萎縮していなければ予防薬として使えるが、委縮した脳は治らない」という効果になりそうな気が(。´・ω・)?
現在一般的に使われているアリセプトやメマリーなどの認知症薬は進行を遅らせる可能性があるという物ですが、私が認知症を発症する前にアデュカヌマブが使えるようになり、予防効果が出ることを期待したいです(*^^*)
高齢者ケアに関する過去のブログもございますのでご興味のある方は併せてご覧ください
・患者さんのインタビュー(訪問鍼灸)
・抗がん剤の副作用に対する鍼灸施術(症例報告)
・転倒予防の鍼灸(東洋医学的アプローチ)
2017
25Feb
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