本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡です
本日のブログは、妊娠中の解熱鎮痛薬服用が胎児に影響を及ぼす報告内容です。
内容をかいつまんで報告すると、妊娠初期にアセトアミノフェンを服用すると、産まれてくる子供が女の子の場合に言語発達遅滞のリスクが高まる可能性があり、妊娠中期にアセトアミノフェンを服用すると男児女児同じくADHD関連多動症リスクが増加するという報告になります。
母体には安全な解熱鎮痛薬と考えられていましたが、子供が健康に成長するうえでのリスク因子となる可能性があるとなると、妊娠中の使用は極力避けた方が良いと思います。
とりあえず、情報元は下記のURLからご覧いただけますので、お時間ある方はご覧くださいませ。
・妊娠中のかぜ薬が子供のADHDリスクに?
https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/200115529692/
・鎮痛剤とADHDリスク
http://ameblo.jp/koetaro/entry-12415644386.html?frm_src=favoritemail
ちなみに、アセトアミノフェンだけ避けた方が良いわけではなく、イブプロフェンは胎児の卵巣に影響するという試験管内の研究報告もあります。
研究の内容としては人工妊娠中絶した胎児の卵巣を、イブプロフェンを添加した培養液で培養したところ、細胞数が減少して、生殖細胞が大幅に減少する可能性があるという研究報告です。
あくまで試験管内での研究ですが、臍帯血中のイブプロフェン濃度に近づけての検査なので、妊娠初期の母体には問題ないとはいえ、使わない方が安全だとは考えられます。
アセトアミノフェンの妊娠初期とイブプロフェンは女児に影響が出る可能性を示唆しておりますが、男児でもこれから将来にかけて分かってくることもあると思います。
妊娠中はお腹の重みで腰痛になったり、足の浮腫みからこむら返りの痛みなどが出やすい時期なので、副作用のない鍼灸で出産まで健康維持に努めましょう(=゚ω゚)ノ
2018
02Nov
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