こんにちは、練馬区平和台のコンチェルトはりきゅう院 院長の松浦聡です。
本日は珍しくも整形外科の領分となる外反母趾について書かせていただきます。
書くことになった理由は・・・実は私が外反母趾だから( ̄▽ ̄;)
遡ること10代の頃、普通にジャストサイズの靴を履こうとすると横幅が小さく感じ始めました。
そこからさらに時は経ち、20歳過ぎたころには、見た目的にも外反母趾気味になっていたのですが症状はまだ出ておりません。
30代に入ってからもノータッチで生活していたところ、ここ数カ月で右足に痛みが出始めました。
下の写真を見ていただければわかりますが、親指の付け根の関節、正確には第一中足趾節関節(MTP関節)のところが赤く炎症を起こしております。
外反母趾は基本的に女性の方が発症しやすいのですが、原因としては女性の方が関節が柔軟で柔らかいことや、ハイヒールのように足に負担がかかる靴を履くことが挙げられます。
ちなみに、関節が柔らかい方がけがをしにくいイメージかと思いますが、関節の状態とあわせて、動作や作業内容によっては、柔軟な関節が足かせになることもあります!!!
私が外反母趾を発症した理由は、実は若い頃にハイヒールを履いていた・・・わけではないですよ(笑)
私の場合は、全体的に体の関節は硬いのですが、なぜか指の関節だけ柔軟な体質が原因と自己分析してます。そして、ここ最近で急激に悪化したのは、仕事でデスクワークの時はバランスボールに座っているのですが、この時に前荷重になることで足の指先の方に負荷がかかっていることが判明しました。
続いて、外反母趾の病態ですが、単純に第一趾が第二趾(人差し指)や第五趾(小指)の方に曲がっているように見えますが、状態としてはそれほど簡単ではありません。
実際は親指の関節が回外しやすい構造のため回外してしまい、親指の足底側にある種子骨という小さな骨に付着する拇指内転筋が短縮して働きにくくなることなども増悪因子になるのですが、話が専門的になりすぎるので、この辺で解説は終わらせていただき、自分で自分に行った治療と予防などご紹介させていただきます。
外反母趾自体は鍼灸で治るものではありませんが、痛みを緩和することや関節の状態が悪化しないように予防することは可能なので、自分への施術内容&予防方法の紹介なども、次回のブログで書かせていただきたいと思います(=゚ω゚)ノ
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