本日もブログをご覧いただきありがとうございます!
練馬区平和台(副都心線、有楽町線)のコンチェルトはりきゅう院、院長の松浦聡です(*’▽’)
本日のブログは音楽家のイップスこと、フォーカルジストニア(局所性ジストニア、職業性ジストニア)関連の内容で、現役音大生の症例です。
症例の患者さんは、5年ほど前に某大学病院で右手中指と薬指のフォーカルジストニアと診断を受けた方です。
腕に痛みや疲労は出ないが、日常生活でも右手は震えやすく、楽器演奏では、右中指薬指がキーを抑える時に抑えづらく、上行するために抑えたキーを離すのは問題なく動きます。
ちなみに、大学病院では手術を勧められたそうですが、後遺障害などのリスクを考えて回避したそうです。
その後は、指のジストニアを抱えながらも練習を重ねて音楽大学に入学しました。
入学してから数年たち、学校の試験で難易度の高い曲を練習して、その際にアンブシュアを意識して重点的に練習していたら、少しずつアンブシュアが持続せずに震えだすようになり、一楽章を通して吹くと最後の方に震えて、少し休むと回復するがまた震えるようになりました。
試験の時はアンブシュアの負担を軽減するため、リードを薄めにしてセッティングを変えてみたそうですが、症状はあまり変わらずだったそうです。
試験は何とか乗り越えて、一カ月ほど演奏を完全に休んでみたが症状は変わらず。
日常生活でも、笑顔を作ったりすると左右両側とも口角が震えるのにここ一カ月で気が付きかれたそうです。
ということで、施術前の演奏と2回施術後の演奏を動画でアップしましたのでご覧くださいませ♪
楽器演奏時の諸症状や発声に関するお悩みを抱えている方、当鍼灸院ではプロアマ問わずどなたでも診察しておりますので、まずは一度ご相談くださいませ♪
2020
01Feb
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