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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・管楽器演奏時の口周りの症状など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日は声の仕事(ボーカル・声楽・声優など)関連のニュースですが、売れっ子声優さんの代永翼さんが発声障害を患っていることをTWITTERで公表されていたのでシェアいたします。
代永さんは2018年末頃から発声障害を抱えながら仕事をこなしてきて、今現在携わっているお仕事は体調を考慮しつつ取り組んでいくとおっしゃられております。
さて、代永さんが患った発声障害ですが、人によってさまざまな症状があるのですが、代表的なのが声が震えてしまう痙攣性発声障害。
第一音目を発声する際に喉がしまるような感覚で、声を出したいタイミングにスムーズに発声することが出来ない内転型発声障害。
高音を出そうとすると声が裏返ってしまう外転型発声障害などが挙げられます。
声がひっくり返る外転型の発声障害はボーカル・声楽の方に多く診られますが、声優さんでは痙攣性発声障害や内転型発声障害の方が発症頻度は高いと思います。
掘り下げて、YOUTUBEで代永さんのトーク番組のようなものを拝見しましたが、高音も低音もフリートークでは震えるような感じもないので、痙攣性発声障害でもなさそうです。
ただ、痙攣性発声障害でも音域によって症状が出たりでなかったりするケースや、キャラクターによって症状が出るケース、マイクを前に喋ると症状が出るケースもあるので、どのタイプも可能性は0ではないです。
仮にマイクを使った収録だけ症状が出るケースだとすると、何度でも録音しなおすことが出来るので活動を継続することが可能に思えそうですが、レベルの高い声の仕事のプロに求められるクオリティーは私のような一般人が考えるような質ではないので、声優さんの発声障害はかなりシビアです。
ボーカルの方もフロントマンとして目立つので、声優さんと比べてどちらが大変とは言えませんが、取り換えの利かない自分の体を楽器とする声の仕事は大変だとは感じてます!
当鍼灸院では、声のお悩みも多数ご相談いただいておりますので、現在お悩みの方は是非一度ご相談くださいませ♪
2019
18Nov
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