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鍼灸でミュージシャンのお悩み(フォーカルジストニア・職業性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震えや強張る症状・管楽器演奏時の鼻抜けなど)を解決するお手伝いを、鍼灸施術で行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日はフリーランスで活動するプロのパーカッショニストの左手フォーカルジストニア症例です。
症例の患者さんがフォーカルジストニアを発症したのは4年前で、当時学んでいた音大の先生にフォームを変えるよう指導されたことと、難しい曲にも挑戦していたことが発症のきっかけになったかと思われます。
症状としては、左手の拇指が内転(親指が小指側に握りこまれていく)する症状と、手関節背側(手首の手の甲側)が詰まるような感覚で楽に演奏できない症状です。
病院でフォーカルジストニアと診断を受けてから、これまでに受けてきた治療は、トリガーブロック注射を月1回くらい打ってもらい2年くらい続けていましたが治りはしませんでした。
ティンパニーで扱う細いバチの方が症状が出やすく、グロッケンのように打面が硬い楽器でも症状が出やすくなるため、現場によっては症状が強く出て困っていらっしゃいました。
ちなみにスネアドラムで高速のロールを叩くときには、特に拇指が内転(親指が小指側に握りこまれていく)する症状が現れます。
ということで、初診時の演奏と1週間に1回位のペースで鍼灸施術10回行った後の演奏を動画でアップしましたので、ご覧くださいませ。
見た目では分かりづらいですが、本人の自覚症状としてはかなり演奏しやすくなっているとお喜び頂けております♪
最近のブログで、サポーターを使ったジストニア対策を研究していると書きましたが、基本的にはサポーターやコルセットで症状を抑え込むのはお勧めいたしません!
詳しくは、過去のブログをご覧くださいませ♪
・ドラム左手のジストニア研究( `ー´)
2018
09Sep
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